エリザベスがペルソナ3で一番好きなキャラです
エリザベスは面白女だと思う。
もう全部で「〇〇……好きだ……」のくだりやろうと思ったけど流石に飽きました。というか、エリザベスが面白すぎるんだ。『ペルソナ3』のベルベットルーム担当こと、「エリザベス」でございます。
なんとなく「面白い人らしい」ということは知っていたけど、実際面白い人だった。隙あらばコスプレする。隙あらば「イェーイ!」とか言い始める。そして半分くらいメインヒロインかもしれない。面白メインヒロイン。「面白メインヒロイン」って誰も勝てなくね?
そしてエリザベスと言えば…………そう、「タルタロス」。
もう、「P3と言えばタルタロス」と言った方がいいかもしれない。
今回も登るぞ、タルタロス!!
ただ、ここも『P3R』では以前よりパワーアップしてます。いや、悪い意味でのパワーアップじゃないですからね。たとえばタルタロス内でダッシュできるようになっていたり、いろいろなサポート機能が使えたり……いくらか登りやすくなっているはず。あとは、「アルカナバースト」も結構面白い要素です。
バトル終了時に一定確率で発生する「シャッフルタイム」。
ここでは提示された数枚の中からカードを選び、「ペルソナを獲得」「この戦闘での取得経験値を増加」「パーティーを回復」といった効果を獲得できます。そして、時たま「大アルカナ」のカードが登場することも。
シャッフルタイムに登場する「大アルカナ」の効果は、通常カードの比じゃありません。たとえば「愚者」を引いた場合、その1日の探索中は永続的に獲得経験値がUPしたり、「正義」を引いた場合はシャッフルタイムでカードを2枚選択できるようになったり……とにかくどんどん「美味しく」なっていくのです。
そして大アルカナを複数枚獲得することによって、ようやく「アルカナバースト」が発動! 端的に言うと、「その日のタルタロス探索時に獲得できるカードのランクがアップする」というもの。つまり、経験値UPカードやお金獲得カードの効果が軒並みアップ! 「戦えば戦うほどオイシイ」状態になるのです!!
どうせひたすら登ることになるなら、できる限りは金やら経験値やらがオイシイ状態でタルタロスを登りたい! よろしい、だったら大アルカナを取りまくって「アルカナバースト」を狙おう!! ……という感じです。アルカナバースト中のウハウハな感じ、結構楽しいですよ。
あんまり深く考えたことがなかったけど、この「タルタロスでペルソナを獲得」→「ペルソナを合体させて新たなペルソナを生み出す」→「またタルタロスへ……」というゲームサイクルは、やっぱり純粋に面白いと思う。
「繰り返し戦う」というRPGの基礎的なデザインに、「合体で見たこともないペルソナが出てくる」という未知の衝撃、そして収集欲の刺激がかけ合わさっている。
まぁこれは『女神転生』シリーズから受け継がれ続けている面白さだと思うのですが……タルタロスの「超巨大なダンジョンにひたすら挑み続ける」という果てしない探索で改めて気づかされた気がします。
……で、これでちょっと思い出したのが「シーサー」のこと。
あ、今から本当にどうでもいい思い出話をするので、どうでもいい人はここだけ読み飛ばしてもいいです。さっき「高校生の頃ペルソナ5を遊んでいた」と言ったけど……あの当時、私の周りではちょっとした「P5ブーム」的なものが起こっていました。まぁ、本当に数人の友人間でのブームでしたが。
そこで友人のひとりが「俺もP5遊んでみたいわ」と言い出したので、私がソフトごと貸した。ちなみに彼は「ハンターハンターのゴレイヌのモノマネと、BLEACHの志波岩鷲のモノマネが得意」という謎の特技を持っている。そしたら彼は、「シーサー」というペルソナがいたく気に入ったらしい。
「シーサー」……大して高レベルではないし、そんなに強いわけでもない。
多くのプレイヤーは「あぁ、そんなのいたかも」くらいの認識だと思う。
しかし彼は、この「シーサー」がやたらと気に入ってしまったらしい。カネシロパレスにもシドウパレスにも「シーサー」を連れまわし、果てはラストダンジョンにまでシーサーを連れて行った! どんだけだよ!?
彼はこういう変なこだわりを持っているタイプで……その謎のこだわりが災いし、「ラスダン前で手持ちペルソナが弱すぎて詰む」という最悪の事故を起こした。
「シーサー外して合体しまくれば行けるって!?ヨシツネとか作れって!?」
「いやシーサーは外さない」
こういう会話を高校の休み時間に繰り広げたのを、未だに覚えている。だから「シーサー」を見るたびに、この「シーサー事件」のことを思い出してしまう。そして見事に『P3R』でも遭遇して、「うわっ!シーサーだ!!」と、意味もなく懐かしい気持ちになった。私はこのあと普通に合体させましたが。
シーサーを自分のアルセーヌだと思い込んでいた彼……元気だろうか……。久しぶりにメシでも誘ってみようかな。ほら、マジでどうでもいい思い出話だったでしょ。ま、まぁ「私のコミュエピソード」だと思っていただければ!
山岸風花さんがペルソナ3で一番好きなキャラです
山岸風花さん……お慕いしております…………。
風花…………かわいいよね~~~~~~~~~~~~。
イイ、すごいイイ。内気かと思いきや別にそういうわけではないのも、イイ。
岳羽のくだりでもちょっと書いていたけど、『ペルソナ3』のキャラはこういう「多面的」なところが好きです。人間、そうそう簡単に「1属性」に分類できるわけがない。明るい人だと思っても、どこかに後ろ暗さを抱えているかもしれない。臆病な人だと思っても、ここぞで見せる根性は人一倍かもしれない。
この「人の複雑さ」を書いてくれる作品と、多層的なキャラが好きです。
風花も、そういう多面的なところを感じる。一見内気なようでも、人として芯が通っている。寛容でもあるし、決して陰気なわけじゃない。この「人間らしいキャラ」を描くところも、魅力だと思います。
あとやっぱり、『P3R』は声優もすごい。
元々豪華声優陣だったとは思うけど、オリジナル版の発売から何年も経って、さらに数倍「豪華声優陣」になっている。しかも新録らしい。マジかよ。全部新録……?
そして山岸風花の声優、みんな大好き「能登麻美子」。
もちろん前から好きな声優さんだったんですけど……『P3R』で改めて「能登さんの声ってマジでかわいいんだな」って……。ダメだこれどうやっても石が飛んできそう。
ほら、最近の能登さん「謎の母親」とか「女師匠」みたいなキャラもちょいちょいやってるから。山岸風花で久しぶりに女子高生役の能登さん聞いた気がするから……「能登さんの声ってマジでかわいいんだな」って……。『P3R』、声優がすごい。
さきほどから何回か話題に出していますが、私はこの「学生寮」で発生するイベントがかなり好きです。基本的に仲間になったみんなは学生寮で過ごしているので、岳羽のように一緒に料理をすることもあれば、美鶴先輩のように一緒にお茶を楽しむこともあります。
ハッ、岳羽…………違う! いま風花の話してるから!!
「岳羽欠乏症」も大概にしろ!!
そんな年頃の高校生数人がひとつ屋根の下、なんのイベントも起きないはずはなく……という感じで、学生寮でみんなといろいろイベントが起きます。風花の場合、一緒に読書をするイベントなんかが用意されていたり。うーん、素敵な時間。この「一緒に過ごしてる感」がすごく好き。
やっぱりペルソナには「リアルを過ごしている雰囲気」をずっと求めているから、タルタロスに潜る非日常より、課外活動部としての戦いより、こんな何気ない日常を切り取ったかのような時間が一番楽しいと思います。「友達と過ごす時間」って、何よりも楽しいから。むしろこれに勝ること、なくない?
アイギスゥ──ッ!そろそろだよな、アイギスゥ──ッ!!
アイギスゥ──ッ!そろそろだよな、アイギスゥ──ッ!!
……いまなにかあった?
それアイギスじゃない方のロボ?
うーん、矛盾螺旋。そろそろ、「アイギス」の話がしたい。
人の手によって作り出された対シャドウ特別制圧兵装七式・「アイギス」。南の島で出会う最強のアンドロイド。もう……これこそ真の意味で「ロマン」が詰まっています。詰まっているであります。
私、そもそも「ロボット」の概念が好きなのです。「ロボットのアニメが好き」とか「ロボットのプラモデルが好き」とかではなく、もっと大きな括りで「ロボット」が好きなのです。いやだからって急に勇気爆発していいわけじゃないと思うんですけど。だからもう、「ロボット」が無条件で好きになってしまいます。
たとえば小学生の時、そもそも『デトネイター・オーガン』なんて微塵も知らないのに、ただ「ロボットが出ているから」という理由で『スーパーロボット大戦W』を買ったり。たとえば『クロノ・トリガー』でも、理由もなく「ロボ」をスタメンに入れ続けていたり……。とにかく、「ロボット」が好きです。あとは『ゼノサーガ』のKOS-MOSとか……。
そういう「ロマン」が、アイギスには詰まっていると思う。詰まっていると思うであります。あと、デザインもめちゃくちゃいい。いわゆる「球体関節」的な意匠を取り込みつつ、チャームポイントとして赤の蝶結びリボンと、ヘッドフォン的なイヤーカバー。いや、天才のデザインですね。副島成記は天才。
これで武器が「銃火器」なのも素晴らしい。こんなに属性モリモリにしておいて、実際の戦闘スタイルが「徒手空拳」とかだったら何も面白くない。腕からバズーカ、マシンガン……まさに歩く武器庫アイギス。素晴らしい。副島成記は天才。
しかも学校にも転校してきちゃう。
なんか急激に深夜アニメ感が出てきた。とうとう「俺の隣の席の美少女が桐条エルゴノミクス研究所製対シャドウ特別制圧兵装七式らしいしシャドウとかオルギアモードで一撃で倒しちゃうんですけど、大丈夫ですか?」が始まってしまった。見た目は人間っぽいから、制服を着ればバレないらしい。なるほどなー。なるほどなー?
アイギスはそもそもが「ロボット」だから、日常生活を送っているだけでなぜか深夜アニメ感が出てくる。一緒にコロマルと散歩に出かけたり、一緒に屋上で土いじりをしたり、一緒に映画に出かけたりする。非日常すぎる。
ちなみに映画に関しては、学生寮で暮らしている女性キャラ全員と行くことができる。ヒトリダケナンテエラベナイヨ──!!!
ちなみに今作、あの「永劫」コミュもしっかり用意されています。
『P3R』でさらにバージョンアップしたアイギスの姿、お楽しみに。
そうだ、映画の話で思い出した。夏ごろに特別課外活動部に加入する天田くんとも映画に行けたりします。さっきの「寮イベント」意外にも仲間とのイベントがたくさん用意されていますよ。むしろここが一番楽しみ。
この「映画イベント」、一緒に行くキャラによって映画の種類も変わるというちょっと凝った仕掛けになっているんですが……天田くんとは特撮ヒーローの映画を見ることができます。いいね天田くん。私も特撮ヒーロー大好き!
ただ、「特撮ヒーローの映画」と一口に言っても、いろいろ種類があります。「円谷なのか東映なのか東宝なのか」とかもありますし、「夏なのか春なのか」とかもある。ちなみに天田くんと見たのは「歴代のヒーローたちの変身シーンをこれでもかと言うほど見た」ものらしい。
……これ春じゃねーか!!!!!