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『ペルソナ3 リロード』で初めてP3遊んだら超面白かったので感想いっぱい書きました

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真田明彦と荒垣真次郎がペルソナ3で一番好きなキャラです

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グッジョブ!!!

いや……男どもの話は最後まで取っておこうかと思ってサ……。
真田先輩、面白い。というか美鶴先輩・真田先輩・エリザベスあたりが面白ラインを破壊して回っている気がする。ふたりで「ブリリアント!」「グッジョブ!」って言ってくる先輩なんなんだ。

カッコいいし、CV緑川光だし、ボクシングやってるし、CV緑川光だし、もう嫌いになる要素ないんじゃないか。なんか純粋に「この人先輩にいたら面白いだろうな」と思えるから真田先輩はすごいと思う。真田先輩とメシとか行きたいわ。よくわからんボクシングトーク延々と聞かされたい。

しかも寮で「一緒に鶏のささみ茹でないか?」とか誘ってくる。
人と一緒に鶏のささみ茹でたことあんまない。

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そして真田先輩と言えば……やっぱり「荒垣真次郎」でしょう。

まぁ……なんでしょうね……この人こそ本当の意味で「ペルソナ3遊んで荒垣嫌いになれるやつおるか?」な人だと思います。しかも真田先輩との関係が……ね……。あとは料理もやたらと上手い。「極上のカツ丼」とかを作ってくれたりする。

てか、飯の話多くない?
井上敏樹脚本くらい多くない?
俺の『P3R』、飯食ってばっかじゃない?
なんか書いててお腹空いてきた。これ夜中公開で申し訳ないね。

もはや荒垣先輩に至っては「触れたいだけ」な感じもしますが、『P3R』での彼の活躍もお楽しみに。

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このイベント見た日、大戸屋にカツ丼食べに行きました。

チドリと順平がペルソナ3で一番好きなふたりです

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伊織順平のこと忘れてないよ!?

いや、私は伊織順平好きですからね。何回か言ってる「人間っぽいキャラ」って、まさに彼のことだと思ってます。そんなに単純でもないし、そんなに気持ちがいい訳でもない。人間はどいつもこいつも複雑怪奇な作りをしているから、キャラクターだってそうあってもいいんじゃないか。

だけどそれ以上に、順平の「チドリ」との関係が好き。

課外活動部と敵対する組織「ストレガ」。
その一員でもあるチドリと順平はふとしたことから関係を持つ。ここで順平が話を盛って「オレが大体リーダーっつーか……」みたいなことを言い始めるのがマジ伊織順平って感じで愛しい。順平は「もし自分が順平と同じ境遇だったとしたら、何をしただろう?」と考えると、より味わいが増してくるキャラだと思います。

まさに敵と味方の許されざる関係。
「関係」で言えば、間違いなくこのふたりが一番好きです。

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「順平はさ……何をしてる時、『自分は生きてる』って思う?」

このセリフを聞いた時、なんだか必要以上に考え込んでしまった。
何をしている時、「自分は生きてる」という実感を得られるだろうか?

「給料日に回転寿司行ってる時!」「好きな女性声優のラジオ聞いてる時!」みたいなクソ回答もできなくもないけど……果たして、どんな時に「生きている」と実感できるだろうか。

なんとか考えて出した私の答えは、やっぱり「普通の時間」だった。

「生きている」と感じられる時、それは安心して日常を過ごしている時。
たとえば誰かと一緒に過ごしたり、誰かと一緒にご飯を食べたり、誰かと一緒に遊んだり。何の変哲もない、面白味もない日常が、「生きている」と感じられる時間な気がする。結局最初に戻ってくるけれど、そんな「普通の時」をゲームで味わえるのが、『P3R』の面白いところ

誰も生きていないゲームの中で、「いま自分はたしかに生きている」と、実感できる。なんだか、不思議なゲームだと思う。ゲームって現実から逃避するもののはずなのに、『P3R』では嫌でも現実と対峙する。だってこの中には「世界」があるから。

友達も作れる。
恋人も作れる。
人との関係がある。

そんな「なんでもない普通の時」を、生きることができる。

コロマルがペルソナ3で一番好きな犬です

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これを読んでいる人は、どこかで一度、「死」に遭遇したことはあるだろうか?

たとえば、「祖父、祖母が死んだ」とか、「ペットが死んだ」とか。人は、人生のどこかで必ず「死」に遭遇する。それは避けようのない現実。言ってしまえば世界なんて、いずれやってくる「死」という終わりに向かって、みんなボーっと歩いているだけ。

私はここ最近、「なんとなく知りあいだったインターネットの知人が突然死んだ」という、「死」に遭遇した。顔も知らない。直接会ったこともない。知っているのはハンドルネームとアイコンだけ。なんならボイスチャットもしたことがないし、本当に「なんとなく知っている」くらいの関係だった。

ある日突然、病気で亡くなったらしいことが遺族の投稿によって明かされた。その時は、特にショックで寝込むとか……そういうわけでもなかった。別に親族でもないし、「悲しいな」くらいだった。だけど、いなくなってから時間が経つにつれ、「死んでしまった」ことを実感してきた。

ふと、「あぁ、この話題の時、あの人なら乗ってきていたんだろうな」とか。「この新作、あの人なら喜んでいたんだろうな」とか、意味もなく考えてしまう。更新の止まってしまったアカウントを遡って、とても「終わり」が来てしまったとは思えないその人が生きていた頃の日常を覗き見る。そこには、「さっきまで居たはずの人」の残滓があった。でも、もうどこにもいない。

この気持ちを一言で表わすなら、やっぱり「寂しい」なんだろうか。
死は、いつか必ずやってくる。だけど残された人にとっては、やっぱり寂しい。

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「ありがとなぁ。コロマルの家族になってくれて。」

このゲームに出てくる「コロマル」というキャラは、元々飼い主だった神社の神主を失っている。そんなコロマルを、主人公たちが引き取る形で加入する。ある意味、一度「身近な死」を経験しているキャラでもある。代わりになっているのかわからないけど、コロマルの新しい家族になれる。

よくよく考えてみれば、『ペルソナ3』は「身近な誰かが死に、残されてしまった人」が集まっているような気がしなくもない。だからだろうか、こんなにも「普通の時間が、何よりも尊い」と感じるのは。

私は……最近「普通の時間」に憧れている。
「あの友達とこんなところに行きたいなぁ」とか。「こんな遊びをしたいなぁ」とか。豪勢でも特別でもない普通の時間を、もっと過ごしたい。映画館とか、遊園地とか。いろんなものを食べたり、写真をたくさん撮ったり、思い出をいっぱい作ったりして。なんかそういう「普通の時間」に、すごく憧れる。

すっごいベタだけどね。
ベタでもいいから、普通に過ごしたい。

だって……死んでしまったら、そんな「普通の時間」すら味わえない。
どんなに仲が良くても、ご飯を食べに行きたくても、一緒に過ごしたくても、もういなくなってしまったのだから。普通の時間すら、もう過ごせない。だからせめて生きてるうちに、もっと誰かと「普通の時間」をめいいっぱい味わってから、悔いのない終わりを迎えたい。最近、特にそう思うようになった。

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いや、私なんかガンとか抱えてるわけじゃないですよ!?

だけど、ある日突然「死」に遭遇するということは、嫌でも「終わりに向き合う」ことでもあるのだと、最近実感させられた。そして終わりに向き合うということは、やっぱり「寂しい」のだと。たとえば、ゲームがエンディングを迎えそうになった時、「やっぱり寂しいからエンディング行く前にやめようかな」とか思ったりしないだろうか。それが人間で起きると、余計に寂しいはず。

だから、すべてが終わってから「寂しい」と後悔する前に、せめてもの「普通の時間」をたくさん過ごしておきたい……そんな風に、最近思いました。そして話が最初に戻りますが、『ペルソナ3』はそんな「普通の時間」を過ごせる友達が、たくさん作れるゲームです。

ゲームなのに、まるで現実みたいに。
データなのに、本物の友達みたいに。

エンディングを迎える時、きっと「寂しいなぁ」と思えるはず。
いつか誰にでも訪れる「終わり」の時に、そんな後悔をしないために、大切な時間を過ごすゲームだと思います。同時に、そんな「寂しさ」を忘れないためのゲームだと思います。忘れてしまったら、本当に何もないから。

『ペルソナ3 リロード』は、2月2日に発売。
いろんなプラットフォームで遊べます。
忘れたくない思い出、友達といっぱい作りましょう。

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ライター
転生したらスポンジだった件
Twitter:@yomooog
デスク
電ファミニコゲーマーのデスク。主に企画記事を担当。 ローグライクやシミュレーションなど中毒性のあるゲーム、世界観の濃いゲームが好き。特に『風来のシレン2』と『Civlization IV』には1000時間超を費やしました。最も影響を受けたゲームは『夜明けの口笛吹き』。
Twitter:@ex1stent1a

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