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自分だけ高速で動き回れて「俺TUEEE」感が味わえる。『俺だけレベルアップな件:ARISE』がオシャレで爽快なアクションゲームな件

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『俺だけレベルアップな件:ARISE』(俺アラ)のアクションはとにかく手触りがいい。

基本的な操作はシンプルながらも、敵の攻撃をジャストタイミングで避けることで発動する「極限回避」を決めることで、自分だけ高速で動き回れるようになり、原作さながらの「俺TUEEE」感が味わえる

そしてアクションゲームでありながら、オート機能が充実しているのも本作の特徴だ。雑魚戦はもちろん、ボス戦やフィールド移動まで完備。まさに至れり尽くせり。

アクションが売りなゲームなのに「アクションをしなくてもいい」というのは、なんとも奇妙なことだが、これが意外と悪くない

『俺だけレベルアップな件:ARISE』インプレッション]:自分だけ高速で動き回れて「俺TUEEE」感が味わえる_001

ガチ戦闘のときは手動で「敵の攻撃をギリギリで回避しながら、ド派手かつ爽快な技を自由に組み合わせる」ヒリヒリしたアクションを体験。休憩したいとき、ながら作業したいときはオートモードで稼いでもらう。

コアゲーマーからは「軟弱者っ!」と叱咤激励を受けそうな気もするが、筆者もオートモードを多用させていただいている。それに、育てたキャラを送り出してその結果を眺めるのは、シミュレーションゲームに近い感覚で楽しいものだ。

また、オートモードの戦闘を眺めていると、キャラクター達がド派手な冒険活劇を繰り広げるウェブトゥーンを読んでいるような……それに近い感覚になる。

言うなれば「読むアクションゲーム」といったところだろうか? 5月8日にリリースされ、まだ数時間しかプレイしていないが、『俺アラ』はそんなゲームに感じた。

『俺だけレベルアップな件:ARISE』インプレッション]:自分だけ高速で動き回れて「俺TUEEE」感が味わえる_002

文/植田亮平

※この記事は『俺だけレベルアップな件:ARISE』の魅力をもっと知ってもらいたいネットマーブルさんと電ファミ編集部のタイアップ企画です。


原作の「俺TUEEE」感が味わえる爽快アクションゲーム

まずお伝えしておきたいのが「『俺アラ』は非常に高い水準でまとまっているゲームである」ということだ。

最先端の端末で遊びたくなる高品質なグラフィック、2D調で原作を可能な限り踏襲したキャラクターモデルと、それに伴う滑らかなアニメーション、そしてボタンを押した際のエフェクトや画面効果の気持ちよさ。パッと見てわかる情報だけでもリッチな仕上がりが伺える。

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アクションゲームとしては、基本的な操作は通常攻撃とスキルを組み合わせて戦うシンプルな造りだ。スキルや必殺技に複雑な操作は一切必要なく、どれもワンボタンでド派手な攻撃を行ってくれる。

それでいて、敵の攻撃をジャストタイミングで避けることで発動する「極限回避(スロー演出)」など、アクション上級者が気持ちいいと感じられる要素も用意されている。極限回避等のアクションを華麗に決めると自分だけが高速で動くことができるので、原作の「俺TUEEE」感が味わえる。

さらに、武器の切り替えやキャラクターの切り替えによって攻撃やスキルの種類も豊富に用意されており、自分の好きなスタイルで戦うことも可能となっている。こういった各種要素の作り込みによって、非常に完成度が高いアクションゲームにまとまっていると感じた。

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ここまで自動でやってくれるの……!? 充実のオート機能

本作には「セミオート」と「完全オート」の2種類のオート機能が備わっている。

「セミオート」をオンにするとキャラクターが自動で移動と通常攻撃を行ってくれるように。この機能を使うと、プレイヤーはスキルの発動と回避に集中できるので、戦闘の操作が非常に楽になる。セミオート中でもプレイヤーの任意で操作可能。操作を軽くしてくれるプレイヤーにとってありがたい仕様だ。

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そして「完全オート」では、移動や通常攻撃に加えて、スキルすらも自動で発動してくれる。文字通り、すべてをオートで進めてくれるため、プレイヤーの操作はカメラ操作とアシストキャラの呼び出しくらいに。

さらに、このカメラ操作とアシストキャラの呼び出しにも自動化機能がついている。これらをすべてオンにすれば、プレイヤーが操作する必要が一切なくなるという仕様になっている(流石にジャスト回避を連発するほど賢くはないが)。

しかもこのオート機能、雑魚戦はもちろん、ボス戦やフィールド移動まで完備。ミッションが始まってオートモードをオンにするだけで、キャラクターが勝手にフィールドを進行して、勝手に敵と戦って、勝手にクリアしてくれるのだ。

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アクションゲームだけど完全オートにしても楽しい

爽快でスタイリッシュなアクションが売りのゲームなのに、ここまでオート機能が充実していたらアクションを楽しめるのだろうか……? そう思う方も少なくないかもしれない。正直、筆者も最初はそう感じていた。

しかし安心してほしい。これが意外と悪くない。

前述したが、大前提として本作はアクションゲームとして完成度が高い。敵の攻撃をギリギリで回避しながら、ド派手かつ爽快な技を自由に組み合わせる……純粋に操作するのが楽しいのだ。

筆者はPC版をプレイしており、ゲームパッドを使用しているのだが、コンシューマーゲームとしても遜色ないアクションに仕上がっている。

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とはいえ、レベルアップのためには数多く戦闘をこなすのが必要なときもあり、それをすべて手動で行うのもなかなかに大変だ。

ちょっと休憩したいと思うときもあるし、ながら作業に勤しみたいときもある。そんなときにオートモードをオンにするだけで、コントローラーに触れずともゲームが進行するというのは快適だった。

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▲長時間遊んでると「休憩しましょう」とメッセージが出ることにも優しさを感じる。休憩するかどうかはまた別の話なのだが

また、見方によっては「好みや状況に応じてプレイスタイルを切り替えられる」という考えかたもできる。

まず、オートモードをオフにすると純粋なアクションゲームだ。このプレイ体験が本作の楽しさの根源であることは間違いないだろう。

つぎに、完全オートをオンにした場合。これは育てたキャラを送り出してその結果を眺めるシミュレーションゲームに近い感覚だった。本作のコンセプトの真反対にあるようなゲームプレイだが、個人的にかなり肌に馴染むし、多用させていただいた。楽しいものは楽しいんだから仕方ない。

そして、最後にセミオートをオンにした場合。これはアクションに不慣れなプレイヤーにとっての救済措置的な機能だが、プレイしての感覚としてはコマンドRPGに近いかもしれない。常に何かを動かさなければいけないという焦りがないので、プレイヤーはスキルの発動タイミングと回避のタイミングだけを注視していればいい。

アクションが好きなプレイヤー、苦手なプレイヤー、どちらの需要にも応える仕組みと言えよう。

眺めているだけでキャラクター達がド派手な冒険活劇を繰り広げる「読むアクションゲーム」のようなゲーム体験

本作のストーリーはかなり原作の漫画に近い演出で物語を展開させている。

たとえば、本作にはムービーや会話シーンの間にマンガのコマのような絵が流れる演出があるが、あれは原作(ウェブトゥーン)の流れをそのまま汲んだ演出だろう。

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このウェブトゥーン的なストーリーテリングと先ほどのオート機能を組み合わせるとどうなるか。

スマホの画面を指でスライドして進むウェブトゥーンのごとく、さも眺めているだけでキャラクター達がド派手な冒険活劇を繰り広げる……そう、まさに「読むアクションゲーム」とも言うべきゲーム体験となるのだ。

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骨太アクションを求めるゲーマーにも、原作は好きだけどアクションは苦手というファンの読者にも、そのニーズにあったプレイスタイルで楽しめるのが本作『俺だけレベルアップな件:ARISE』となっている。

本作は5月8日にリリースされたばかりの新作。スマートフォン(iOS、Android)、PC向けに現在配信中だ。ぜひ「プレイヤー」になって、この世界に飛び込んでみてほしい

ライター
大阪在住のゲーマー。ゲームに限らずアニメ、映画など気になったものは何でも取り込む雑食系。オープンワールドのゲームやウォーキングシミュレーターなどが大好き。最近はオンラインゲーム『League of Legends』にドハマりしているが、プレイの腕はイマイチ。

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