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【今日は何の日?】『MOTHER2 ギーグの逆襲』が発売された日(8月27日)。糸井重里氏が生み出した名作RPGシリーズ第2弾。世界各地を巡る冒険の旅では、人気キャラクター「どせいさん」との出会いも

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8月27日はスーパーファミコン用ソフト『MOTHER2 ギーグの逆襲』が発売された日だ。

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▲Wii Uバーチャルコンソール『MOTHER2 ギーグの逆襲』より。(画像は任天堂公式サイトより)

1994年8月27日に任天堂より発売された『MOTHER2 ギーグの逆襲』は、1989年に発売された『MOTHER』の続編となるRPGだ。前作と同じく、コピーライターの糸井重里氏がシナリオやゲームデザインなどを全面的に担当。発売当時から現在に至るまで、独自の個性を放つ傑作RPGとして高い人気を誇っている。

ファミコンでの発売だった前作から、『MOTHER2』はスーパーファミコンでの発売となった。本作の開発には約5年もの期間を要しており、後に任天堂の代表取締役社長となる故・岩田聡氏も、プログラムディレクターとして開発に参加している。

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▲Wii Uバーチャルコンソール『MOTHER2 ギーグの逆襲』より。(画像は任天堂公式サイトより)

199X年の地球、イーグルランドの田舎町オネットに暮らす主人公の「ぼく」はある日、裏山に巨大な隕石が落下したことから不思議な事件に巻き込まれる。やがて主人公は世界各地を巡って新たな「ともだち」と出会い、地球を救う冒険を繰り広げることになる。

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▲Wii Uバーチャルコンソール『MOTHER2 ギーグの逆襲』より。(画像は任天堂公式サイトより)

前作『MOTHER』同様に発売時点の日常的な世界を舞台にした本作では、バットやヨーヨー、フライパンなどを武器として用いるほか、ファンタジーRPGの魔法にあたる超能力「PSI(サイ)」を使って敵にダメージを与えることもできる。

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▲スーパーファミコン Nintendo Switch Online『MOTHER2 ギーグの逆襲』より。(画像は任天堂公式サイトより)

アメリカ国内を舞台にしていた前作に対して、本作では現実のさまざまな地域を連想させる世界各地を冒険する形になっており、バラエティが大きく広がった。

また、冒険の途中ではさまざまな怪物が敵として出現したり、ユニークなキャラクターと出会ったりすることになる。その中でも本作を象徴する存在として特に印象的なのが「どせいさん」だ。

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▲スーパーファミコン Nintendo Switch Online『MOTHER2 ギーグの逆襲』より。(画像は任天堂公式サイトより)

謎の生命体「どせいさん」は、高い知性と技術力を有しているが、非常におっとりとした性格で、独特の口調で会話する。さらに会話の際には、「どせいさんフォント」と呼ばれるユニークな文字でセリフが表示される。

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▲ゲームボーイアドバンス Nintendo Switch Online『MOTHER3』より。(画像は任天堂公式サイトより)

本作の続編でシリーズ完結編となる『MOTHER3』は、『MOTHER2』以上に開発が難航し、2000年にはいったん開発中止が発表された。最終的には『MOTHER2』の発売から12年を経た2006年に、ゲームボーイアドバンス用ソフトとして『MOTHER3』が発売されている。

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▲Nintendo Switch『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』より。(画像は『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』公式サイトより)

『大乱闘スマッシュブラザーズ』では、『MOTHER2』の主人公が「ネス」の名前で登場しており、2024年現在のシリーズ全作でプレイアブルキャラとして使用可能。『MOTHER2』同様にバットやヨーヨー、PSIを駆使した攻防を楽しむことができる。

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▲スーパーファミコン Nintendo Switch Online『MOTHER2 ギーグの逆襲』より。(画像は任天堂公式サイトより)

2003年にはゲームボーイアドバンスで、『MOTHER』と『MOTHER2 ギーグの逆襲』を1本のソフトに収録した『MOTHER1+2』が発売されている。また2013年にはWii Uのバーチャルコンソール、2016年にはNewニンテンドー3DSのバーチャルコンソールで、『MOTHER2』がそれぞれリリースされている。

さらに、2022年には「スーパーファミコン Nintendo Switch Online」に『MOTHER2』が収録されており、2024年現在はこちらでプレイ可能だ。

かつて『MOTHER』シリーズをプレイした人も、まだプレイしたことのない人も、ぜひこの機会に本作ならではの魅力に触れてみてほしい。

ライター
過去には『電撃王』『電撃姫』『電撃オンライン』などで、クリエイターインタビューや業界分析記事を担当。また、アニメに関する著作も。現在は電ファミニコゲーマーで企画記事を執筆中。
Twitter:@ito_seinosuke

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