『鈴蘭の剣』っていうゲームにハマりすぎて寝不足です。
本作は、『ファイナルファンタジータクティクス』や『タクティクスオウガ』など、戦略シミュレーションゲームの黄金期を支えてきた作品群に強いリスペクトの念を抱く開発陣が手がけています。
戦史モノにふさわしい重厚なシナリオ、魅力的なキャラクター、シミュレーションRPGの初心者でもとっつきやすいゲームシステムも搭載された作品となっています。
さて、そんな『鈴蘭の剣』なのですが、2024年の8月30日(金)から「焦土の上で」というタイトルの専用ストーリー付きイベントが開催中です。
なんでも、‟勢力的には敵対する男女の想いがすれ違う”という、おいしすぎる展開が待ち受けているとか!これは楽しみです。
『鈴蘭の剣』は、小さくも長い歴史を持ち豊富な資源を秘めている“イリヤ王国”を舞台に、王国の資源を狙う強国との戦争を描くシナリオが特徴となっております。
この度、開催されたイベントのシナリオでは、海の向こうからやってきた「騎士連合」率いる先遣騎士団と、イリヤ王国で結成された多くの民族や種族が集う連合軍との衝突が見られます。
騎士連合は、「イリヤ王国で勃発した暴動事件の犯人を裁き、民衆の安全を守る」という正義を掲げて上陸しているのですが……いやぁ~……どうにもキナ臭い。
本当は、イリヤ王国の豊富な資源を狙っているのでは……?などということを考えるまもなく戦争開始。あの……このゲームのストーリーモードを遊んだ時にも感じてたけどさぁ……
こいつらマジで薩摩藩くらい血の気が多い。※ほぼ全員
「やばい!このままでは騎士連合に全部奪われちゃう!」と危惧したのか、イリヤ王国の第一王子は王族のコネクションをフルに活用し、多方面に協力を要請して連合軍を結成。先遣騎士団を迎撃する構えを見せる運びとなりました。
こういう戦史モノってシナリオが複雑化してわかり辛いっていう印象を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、安心してください。
今回は侵略してきた国に対抗すべく小国が反抗する、というシンプルなお話のようです。ようは、映画『スターウォーズ』の帝国軍と反乱同盟軍みたいな感じです。
ということで、今回は両国が激しくぶつかり合うシナリオ「焦土の上で」に触れてみたいと思います。
文/TsushimaHiro
編集/りつこ
※この記事は『鈴蘭の剣』をもっと知ってもらいたいXD Entertainmentさんと電ファミ編集部のタイアップ企画です。
※本記事には『鈴蘭の剣』の期間限定イベント「焦土の上で」の一部シナリオに関するネタバレが含まれます。あらかじめご注意ください。
『鈴蘭の剣』ってどんなゲーム?タダでマルチシナリオ式のSRPG一本遊べるゲーム
イベントに入る前に、『鈴蘭の剣(すずらんのけん)』ってどんなゲーム?って思う方のために簡単に説明をしておきましょう。
それはズバリ、「マルチエンディング式の戦略シミュレーションゲームが基本無料で遊べる夢みたいなタイトル」です。
冒頭でも説明したように、シナリオは知略謀略が渦巻く戦場を舞台に、さまざまな人物の葛藤が描かれています。まさに‟戦史モノ”に相応しい物語です。
基本プレイは無料……いわゆる、ソシャゲと呼ばれるジャンルのはずなのですが、マルチシナリオが楽しめるSRPG部分は、課金要素とは一切切り離されたコンテンツとなっています。ドウシテ?……
正直に申し上げると、筆者は『鈴蘭の剣』がリリースされる前に映像を見て「なんだこれ!面白そう。でも、SRPGは買い切り形式が良かったなぁ」などと思っていましたが、遊んでみるとめちゃくちゃ杞憂でした。
実際に、筆者は本作のシナリオを夢中になって徹夜で2周プレイし「正義に燃える女騎士をとりまく闇と対峙する」という、戦略シミュレーションゲームにふさわしい戦史モノを楽しみました。そこを楽しむ分には課金要素もないので、ガチャ率などに悩まされることなく安心して遊べるんですね。
マルチエンディング式のシナリオが楽しめるコンテンツ「運命の螺旋」では、主人公が傭兵団「鈴蘭の剣」の団長となり、激しく対立しあう勢力のいずれかに協力し、戦争がひと段落つくまでを見届けられます。
そして、肝心の戦闘システムは一言で表すと将棋です。
マスでわけられたフィールドを舞台に、自分の駒(キャラクター)を配置し、敵の駒を倒す。というシンプルなもの。
操作ミスや作戦ミスをしでかしてしまった場合でも安心な巻き戻し機能もついています。なので、戦略シミュレーションRPG初心者の方でも安心して挑める作品となっています。
それでは、今回は「運命の螺旋」とはまたちょっと別軸で語られるイベントのシナリオを覗いてみましょう。
激戦の最中で出会い、すれ違う二人の行く末が気になりすぎる
さて、正義を掲げながらも武力行使をいとわない騎士団と、連合軍を結成したイリヤ王国の戦争は長い消耗戦を強いられていた。兵士たちは「この戦争はいつまで続くんだ」とぼやき、状況を打開できるタイミングを伺っている状態だ。
両軍ともに下っ端兵士たちが前線に送られて命を奪い合う日々。騎士団に所属する騎士長のトーレスくんは、自分の命が危ういと見たら戦場に背を向けて逃亡してしまう。本当に危なくなったら上司とかお偉いさんが真っ先に逃げ出すもんね。
そこに現れたのは、騎士団の一員であるシモーナさん、彼女は物理攻撃主体で戦う騎士団の中では珍しく、氷を操る魔法に長けた人物だ。
トーレスくんはいきなり現れたシモーナさんに対し「どこの部隊所属ですか?」と聞くが、彼女は一言「この私。シモーナが援軍だ」と断言する。軍隊同士で戦争している時に単騎で“援軍”を名乗れるのって範馬勇次郎くらいだと思ってました。
これには臆病な騎士長トーレスくんも憤慨するが、シモーナさんはその言葉通りにほぼ単騎で敵兵を蹂躙し、騎士団陣営に勝利をもたらした。
勝利の後、騎士団陣営は宴を開きトーレスもご満悦。しかし、名目上は戦場を指揮する立場であるはずの騎士長が敵前逃亡したことをシモーナは痛烈に皮肉る。この態度にトーレスは怒り、シモーナが魔術を用いることから一族から追放された人物であることを指摘する。
どうやら、シモーナさんも何か事情があってこの戦場へと赴き、武勲をあげようとしているようだ。それにしても、人はいつ戦争を忘れることができるのだろうか?
一時の勝利に酔いしれていたトーレスくんですが、敵軍に囲まれてあっさり投降。「殺さないでくれ!知っている情報は全て教えるから!」って、もうお手本のような台詞です。
ここまで来ると、逆に清々しい。
こいつ……ここまでプライドをかなぐり捨てられるなら、この熾烈な戦場下でも最後まで生き残れるかもしれない。
騎士長トーレスを捕縛したのはイリア王国軍に協力する傭兵団「銀狼」の戦士アレクセイ(CV:細谷佳正さん)だ。彼は捕虜を自陣へと連れて戻れと指示を出し、自らがしんがりを担う。男らしいじゃん
これは臆病なトーレスとの対比だろうか。しかし……命がいくつあっても足りなさそうなこの戦場。早死にしそうな性格でちょっと心配である。
周囲から兵士が一掃されても、二人の激闘は続く。味方が逃げ延びたことを確認し、敗色が濃くなったことを悟ったアレクセイは崖から飛び降りて敗走。「早死にしそう」というイメージは前言撤回します。こいつ、石にかじりついてでも仲間のために戦うタフガイタイプだ。
しかし、シモーナも上司が攫われた状況でも、ただでは転ばないタイプであることは容易に想像できる。ここからは、二人の追走劇が始まる。
氷魔法でアレクセイを追い詰めるシモーナと、森林や茂みを巧みに利用し、シモーナに不意打ちを仕掛けながら駆け抜けるアレクセイ。二人の能力は拮抗する。
二人がイチャつきながら追走劇を繰り広げていると、いつの間にかアレクセイは狼の群れに囲まれてしまった。最初は大斧で狼を蹴散らすアレクセイだが、次々と現れる群れを前に脱出が困難であることを悟る。
この状況を見たシモーナは、アレクセイを見殺しにはせず、氷の檻に閉じ込めて狼から守るという荒業に出る。しかし、氷に長く閉じ込められていたら普通の人間なら死ぬ。
シモーナはアレクセイが低体温症か窒息で死ぬ前に狼を排除しなくてはならない。
しかし、範囲攻撃を使いこなすシモーナは狼を難なく撃破し、アレクセイにかけた氷の魔法を解除する。一命をとりとめたアレクセイはほっと一息。「あなたは……」と、シモーナへの態度を改める。
出会う場所さえ違えば、戦友(とも)になれたかもしれないのに……ッ
「クソッタレな騎士め!」
態度を改めたのはほんの一瞬であった。っていうか……色々言いたいことはあるけど、まず
なんだこの雑な縛り方は!!!
シモーナさん、もしかして天然なの?
これ、そのままスタスタ走って逃げられちゃう状態だけど……氷魔法を司るが故の慢心ですか!?捕虜を捕らえるなら、ロープワークちゃんと勉強して!そりゃアレクセイも怒るよ!
悪態をつくアレクセイをよそに、野営するシモーナさん。
アレクセイは正直に負けを認めるが、「仲間は絶対に裏切らない」として断固として情報を渡さない構えを見せ「煮るなり焼くなり好きにしろ」と言い放つ。なんて実直なやつなんだ。
シモーナはアレクセイの縄を解き、生け捕りは手柄だとして「簡単には殺しはしない」と言う。これをチャンスと見たアレクセイは、従順なフリをして逃げ出す算段を立て始める。
任務を成功させつつしんがりを務めて部下を逃がし、自身もしっかり生還しようと諦めない姿勢を見る限り、意外に冷静な人物なのかもしれない。
お鍋で煮込まれている料理に気が付いた腹ペコなアレクセイは、さっそく器にお肉を盛って食事をとる。「これで俺を買収できると思うなよ」とチラ見するあたりがいじらしい。どんだけ腹減ってたんだ。
慌てて食ってしまったせいかむせてしまったアレクセイに水を差し出すシモーナ。彼女は、戦場とは打って変わってどこかあどけない表情を見せるアレクセイに対し「坊や、本当に軍人なのか?」と問いかける。
いやいや……坊やって何さ……。何らかの性癖を強制的にこじ開けられそう。
アレクセイは、自分はあくまで傭兵で軍人ではないことを語る。そして、シモーナこそ正義や栄光を掲げたがる騎士団の連中らしくないと言う。
冒頭で説明した通り、騎士団は名目上は「暴徒を鎮圧しに行くからね~」っていう姿勢で来ているはずなのですが、現状はこんな感じなのでなんとも……地元の住民からしたら、正義ってなんやねん状態なのでしょうね。
シモーナは、自身はあくまで軍功を立てるため……つまりは組織内での出世を目標に戦っていると明かす。そして、傭兵であるアレクセイも報酬のために戦っているはずだと指摘する。
アレクセイは、自身の所属する傭兵団「銀狼」は報酬の前に、手を結ぶ相手を見極めること、組織が実力主義であることを明かす。そしてシモーナに対して「地位と権力にしか眼中にないお前には理解ができないだろう」と言い放つ。
ここで、アレクセイはシモーナの攻撃で気絶させられてしまう。
アレクセイが聞いていない所でシモーナは、「彼の言うルチアという所は、もっと私に適した場所かもしれない」と吐露する。そうだよね……
さっさと捕まっちゃったトーレスの言っていることが本当なら、シモーナは組織内部から排斥されて辺境の地に飛ばされてしまった人物。
実力が伴っていないトーレスみたいな人物が上司に抜擢されているあたり、騎士連合の組織としての腐敗は相当進行していると見て間違いない。
そりゃ、実力主義の傭兵に多少なりとも憧れる気持ちが湧いてくるよね……。
もう、そのままアレクセイと一緒に傭兵になっちゃいなよ!と言いたくなる。
そんなシモーナだが、決してくさることなく、腐敗しきった騎士連合を本来あるべき姿に正してみせると意気込む。そして、健気にも軍功をあげるために戦う決意を表明する。
まるで、ドラマとかで悪徳社長の元で業績をあげ組織を内部から変えようとするキャリア・ウーマンのようだ。その後、アレクセイは脱走して傭兵として動き始める。
出会う場所さえ違えば、二人は背中を預けあえる戦友(とも)になれたかもしれないのに……。彼女には、迫害のない世界で生きていてほしいと切に願う。
敵対する勢力である限り、ふたりは殺し合う宿命なのだろうか……。
ここから先の詳細なスト-リーは、ぜひご自身の目で確かめてみてほしい。
イベントだけど、やっぱりこれも無課金でストーリーを楽しめる
さて、9月25日(水)まで開催される予定のイベント「焦土の上で」だが、上記のストーリーを楽しむ分にはあらかじめ用意されたキャラクターを操作して攻略すれば良い。つまり、無課金でもふたりの行く末は見届けることができる。
上記画像の「ストーリー戦役」というコンテンツは、イベント専用シナリオを楽しんだり、キャラクターの性能を確かめることができる内容となっている。そして、「作戦演習」ではイベント用のポイントを獲得できるミッションが多数用意されており、ポイントはさまざまな素材アイテムなどと交換することが可能だ。
「戦利品交換」では、キャラクターを育成するために必要となる素材や装備などが多数もらえる。攻略を目指す方は率先的に報酬を収集しよう。
なお、「ストーリー戦役」でアレクセイを使ってみると、彼のスキルは範囲攻撃が多く、対多人数戦に向いたキャラクターであることがわかる。
また、彼の所有するスキル「無限不屈」は倒された際に一定のHPを回復した状態で復活できるという強力なもの。しっかりと防具を装備させて回復役とコンビを組ませると、なかなか死なない強力な戦士が完成しそうだ。
一方で、シモーナも氷魔法での範囲攻撃で敵を凍らせて動作を封じたり、味方に氷の鎧を纏わせて支援する能力などが充実している。ふたりが気になった方は、ひとまずイベントストーリーで使用感を確かめてみてもいいかもしれない。
傭兵団「銀狼」の団長アガタさんが良すぎる
アレクセイの所属する傭兵団「銀狼」の戦士は「熊」や「狼」のような姿に変身する能力を持つ者がいる。銀狼の団長であるアガタさんも、狼のような姿に変身できる能力者だ。
アガタさんはアレクセイに厳しい修行をつけるが、それも彼を心配しているが故か。
傭兵団がピンチになったら率先して自らが矢面に立つという姿勢を崩さない、まさに“アネゴ”的存在。狼になった姿もとっても素敵です。
アレクセイの立ち回りがやたらと男らしいと思ったら、彼女に大きく影響を受けていたのかもしれない、と妄想できる。いつか、日本版にも実装される日が来るのだろうか?
彼女は部下よりも前に出て勇猛に敵と戦う。その姿に憧れてか、傭兵団「銀狼」の連中は命知らずで仲間想いの人物が多いようだ。
ついでに言うと、傭兵団「銀狼」の兵士はどことなくヴァイキング風のビジュアルをしているのですが、「ルチアの戦士」と呼ばれるモブキャラが『Assassin’s Creed Valhalla(アサシン クリード ヴァルハラ)※』の主人公であるエイヴォル(♂)にしか見えないのは筆者だけだろうか。
やっぱりヴァイキングといえば、タトゥー!ヒゲ!そして斧!様式美が揃ってます。
※『Ubisoftより2020年に発売されたアクションゲーム。暗殺者の記憶を辿る『アサシン クリード』シリーズとしては、イングランドを舞台に海の戦士ヴァイキングである「エイヴォル」の生きざまを描いた。
ソシャゲ部分も、実は無課金で最高レアキャラがもらえたりする。
前述のとおり、本作は冒頭で課金要素とは切り離されたコンテンツとして、マルチエンディング式のシミュレーションRPGを遊ぶことができる。
いっぽうで、ガチャなどでキャラを引いて、そのキャラを育成して進行するソシャゲ部分のストーリーも無課金で楽しめるように設計されている。
上記の「生涯記念アルバム」というコンテンツは、プレイヤーの進行度やミッションをクリアすることで報酬が獲得できるというもの。全部で20段階あり、段階ごとに貰える報酬が異なっている。
本コンテンツでは、最高レア度であるレジェンドキャラのラヴィア、マイサ、ファカールは確定で入手可能だ。
さらに、ゲーム序盤から仲間になる「紅のハヤブサ」の能力を上昇させる欠片、回復スキルに長けた「輝ける慈愛」に加えて「テンペスト」「深淵の心」「静謐の戒め」「炎の魔女」「バリスタ」「スティンガー」など、さまざまな能力を有したエピックキャラが獲得できる。
また、最高レア度の武器や装備、ガチャに必要となる晶石や、ガチャチケットとなるアイテム「秘された縁」も合計30個もらえる。これに実績解除やキャンペーンの配布を含めると、結構な数を貯められる。
「生涯記念アルバム」にて、確定で入手できるレジェンドキャラの3名は、それぞれ特色を持っている。
女戦士ラヴィアは毎ターンお酒をがぶ飲みして体力を回復する強力なスキルがあり、通常攻撃で敵を弾き飛ばして場外へ送り一撃死させるような立ち回りができる。範囲攻撃も充実しているため、前線向きのキャラクターだ。
盾を持つマイサは、見た目はかわいらしい女の子だが、鉄壁の守りを誇るキャラクターとなっている。味方が攻撃されそうになった際には、庇って守りに入るスキルも充実している。防御力の乏しい遠距離攻撃系のユニットの傍に置いておくことで、安心感が増すキャラクターだ。
常に不機嫌顔のファカールは、弓矢での長距離射撃や援護射撃能力に長けているキャラクターだ。単発の攻撃力がそれなりに高く、前線のキャラさえ揃っていればどの戦場でも活躍の場があるだろう。
これら3名は、ゲーム開始時のプロローグから主人公と行動を共にして、同じ傭兵団「鈴蘭の剣」の仲間となる人物だ。この3名は、ガチャを引かずとも確実に入手してゲーム内で使用できる。
【出会い予告】
— 鈴蘭の剣:この平和な世界のために【公式】 (@SuzuranKen) August 21, 2024
「輪廻の再会」期間限定出会いがまもなく開催!
レジェンドキャラクター「リリヴィア」、「アレクセイ」の排出率が期間限定でアップします。
▼ 開催期間 ▼
2024年8月23日12:00~2024年9月05日 23:59#鈴蘭の剣 #鈴剣 pic.twitter.com/OBq5L2U5FL
少なくとも、一切ガチャを引かずともこれだけのキャラクターを獲得できるので、ソシャゲ部分のシナリオを進行する上では無課金でもほとんど困ることはない。『鈴蘭の剣』をスタートした方は、ソシャゲ部分ではまず「生涯記念アルバム」のミッション達成を目標にすることをおすすめする。
また、本作は今まで引いてきたガチャの回数と、排出されたレジェンドキャラクターの数、そして排出率が明記されるシステムが採用されている。
これ、全部のソシャゲに採用してください。マジデ
通常、レジェンドキャラクターの総合排出率は2%と低めなのだが、筆者が180回ガチャを引いてみた結果、レジェンドは累計で10体出現した。排出率は5.56%。あくまで一人のプレイ結果に過ぎないが、参考になれば幸いだ。
ちなみに、『鈴蘭の剣』は「楽園」と呼ばれる場所で勢力関係なくキャラクターが集い、災厄に立ち向かうストーリーも展開される。「運命の螺旋」でいがみあっていた人物も、ここでは仲良くケーキを投げ合ったりするイベントストーリーなども展開されるほどだ。
「楽園」であれば、アレクセイとシモーナが仲良くできる場面も見られるかもしれない。
実際、シモーナは「楽園」にて傭兵団「鈴蘭の剣」に所属することに異論はないようだ。
彼女の専用ストーリーでは、ここが守りがいのある場所として、団長(主人公)のことも「騎士団の連中よりはマシ」と評価している。
【イベント予告】
— 鈴蘭の剣:この平和な世界のために【公式】 (@SuzuranKen) August 23, 2024
期間限定イベント「 #焦土の上で 」がまもなく開催!… pic.twitter.com/8VGfrlSNw6
シモーナとアレクセイの邂逅シーンが見られるイベント「焦土の上で 」は、8月30日(金)12時から9月24日(火)まで開催される予定だ。二人の行く末を見てみたい方は、ぜひイベントに挑んでみてほしい。