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『くにおくん』×「三国志」の新作は、赤兎馬ならぬ“せきとバイク”で爆走できる!? 「竹やりマフラー」や「ドリル」といったパーツを取り付けるカスタマイズも充実し、ハチャメチャ感がさらにパワーアップ

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自分好みにカスタマイズできる乗り物「赤兎馬(せきとバイク)」

今回の目玉のひとつが、一定時間呼び出すことができる「赤兎馬」だ。呂布や関羽の馬として有名なため、ゲーム内に登場するのも納得の仕様である。ただし、今回ゲームに登場する「赤兎馬」は、なぜか現代風のバイクの形をしているところがくにおくんらしいところだ。そのため、読み方も「せきとば」ならぬ「せきとバイク」となっている。

「赤兎馬」を呼び出すと、バイクに乗った状態で敵をなぎ倒すことができる。それだけでもかなり強力なのだが、移動速度も通常よりも速いため、ステージ移動時にも役にたつ。とはいえ、「赤兎馬」に乗れる時間はそれほど長くないので、ここぞというときに使った方がいいだろう。

『くにおくんの三国志だよ満員御礼!!』感想・評価・レビュー:赤兎馬ならぬ“せきとバイク”も登場するハチャメチャアクション_012
「赤兎馬」で敵を一網打尽に蹴散らそう!

この「赤兎馬」はそれだけでもかなり強力なのだが、カスタマイズすることで、さらに強化していくことができる。たとえば、フロントカウルやシートなどを変更していくことで、見た目をヤンキー仕様にしていくことも可能だ。

単純に見た目が変わっていくだけでも面白いのだが、いろいろなカスタマイズを重ねていくことで、「竹やりマフラー」が付けられるようになったり「ドリル」を取り付けられたりと、性能面でもカスタマイズが反映されていくようになっていくのである。

『くにおくんの三国志だよ満員御礼!!』感想・評価・レビュー:赤兎馬ならぬ“せきとバイク”も登場するハチャメチャアクション_013
「赤兎馬」をどんどんカスタマイズしていこう。
『くにおくんの三国志だよ満員御礼!!』感想・評価・レビュー:赤兎馬ならぬ“せきとバイク”も登場するハチャメチャアクション_014
カスタマイズすることで、見た目だけではなく敵に与えるダメージも大幅にアップした。

より優れた装備品を集めていくハクスラ的な要素もあり!?

必殺技や「赤兎馬」など様々な要素が盛り込まれた今回の『くにおくん』だが、もちろんそれだけではない。たとえば関羽自体のステータスもポイントを割り振っていくことで強化していくことが可能だ。実はゲームプレイ直後は若干弱く感じるのだが、レベルが上がると増えていくポイントを割り振ることで、徐々に強くなっていくのである。

『くにおくんの三国志だよ満員御礼!!』感想・評価・レビュー:赤兎馬ならぬ“せきとバイク”も登場するハチャメチャアクション_015
ステータスポイントを割り振って、キャラクター自身も強化していくことができる。

『くにおくん』ならではの要素として、装備品も身に付けられるようになっている。今回試遊した範囲には含まれていなかったが、中には「おまけ効果」がある装備品が手に入ることもある。こちらは、パンチ力が上がるなどのバフ効果が得られるといったものだ。

こうした装備品は、ハクスラのようにより良いアイテムを集めて変更していくという楽しみ方ができる。当然のことながら、より高難易度の場所に行くほど、いい性能の装備品をゲットするチャンスが高くなる。

『くにおくんの三国志だよ満員御礼!!』感想・評価・レビュー:赤兎馬ならぬ“せきとバイク”も登場するハチャメチャアクション_016
「おまけ効果」がある装備品を入手すると、バフ効果が得られる。

いらなくなった装備品なども売ることができるが、わざわざ町のお店などに移動することなく、なんとその場で売りさばくことができるのも便利だ。いいアイテムを入手していらなくなったものは、どんどん整理していくのがいいだろう。


短い時間だったが、今回『ダウンタウンスペシャル くにおくんの三国志だよ 満員御礼!!』を試遊した印象は、とにかく爽快に敵を倒してストレスも解消できるような、痛快なアクションゲームに仕上げられていると感じた。ただのアクションゲームではなく、キャラクターの育成や広大なマップを冒険していくなどRPG的な要素も盛り込まれているところも魅力だ。

グラフィック的には、キャラクターは2Dのドット絵で描かれているのだが、背景は3Dになっており、懐かしい雰囲気を持ち合わせつつも最新のゲームに仕上げられているところもユニークである。前作を遊んでいる人はもちろんのこと、今作で『くにおくん』シリーズを初めて遊ぶという人にもおすすめしたい1本となっている。少しでも興味を持ったならば、ぜひ挑戦してみてほしい。

『くにおくんの三国志だよ満員御礼!!』感想・評価・レビュー:赤兎馬ならぬ“せきとバイク”も登場するハチャメチャアクション_017
景色もどんどん変化していくので飽きにくい。

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ライター
ライター/編集者。コンピューターホビー雑誌「ログイン」の編集者を経て、1999年よりフリーに。 現在はゲームやホビー、IT、XR系のメディアを中心に、イベント取材やインタビュー、レビュー、コラム記事などを執筆しています。
編集者
オーバーウォッチを遊んでいたら大学を中退しており、気づけばライターになっていました。今では格ゲーもFPSもMOBAも楽しんでいます。ブラウザはOpera

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