ソニー・インタラクティブエンターテインメントは、スウェーデンのFatsharkが開発するマルチプレイ協力アクションゲーム『Warhammer:Vermintide 2』のPlayStation 4版を12月18日に発売することを海外向けに発表した。
本編発売に先駆け、ベータテストの開始もアナウンスされている。日本での発売については未発表だ。
現時点でベータテストへの参加は『Warhammer: Vermintide 2 – Ultimate Edition Pre Order』を購入することが唯一の方法となる。『Ultimate Edition』には、ほかにも製品版への3日間の先行アクセス権や、先日発表された「Back to Ubersreik」を含めた2種類のDLCなども含まれる。
ベータテスト向けのページもオープンしている。ベータテストは3種類のマップを遊ぶことができ、キャラクターの成長などの進行度は製品版に引き継げる。
『Warhammer:Vermintide 2』は4人協力プレイ(Co-op)を主眼においており、視点は一人称視点となっている。銃も登場するが、射撃ではなく近接戦闘を大きくフィーチャーしている。俗にFirst Person Melee(FPM)と呼ばれるジャンルだ。
オールドワールドと呼ばれるファンタジー世界を舞台にしたミニチュアゲーム「Warhammer Fantasy Battles」をベースにした世界観で、前作『Warhammer: End Times – Vermintide』に引き続き、世界の終わりである「The End Times」の時代に起きる動乱を戦い抜く。主人公となる5人の英雄には、それぞれに3つのサブクラスが用意されており、プレイヤーはその中から自分だけの英雄を育てる。
ゲームのモットーは「Fight together or die alone.」(ともに戦うか、ひとりで死ぬか)とされており、その言葉が指す通り協力し合わなければクリアは難しい。ノーマルでも油断は許されない難易度になっている。『Left 4 Dead』から強い影響を受けており、同じく主人公パーティは常に4名で固定されており、プレイヤーが参加していない場合はAIが操作するNPCが参戦する。
PCでは2018年3月に、Xbox Oneでは7月に発売された『Warhammer:Vermintide 2』。どちらも日本語には対応していないが、4人で協力し近接武器を中心に戦う一人称視点アクションはほかにあまり例を見ない。PlayStation 4版も日本での発売は未定だが、気になる方はさらなる続報を待ってほしい。
文/古嶋誉幸