スクウェア・エニックスの野村哲也氏は、『キングダム ハーツIII』の開発がすでに完了していることをTwitter上で報告した。あわせて海外の映画館で上映されているロング版トレイラーの映像が公開されている。
こんばんは。今回公開するのは既に海外の映画館で流れているトレーラーのロング版なので英語ボイスになっております。日本用は別途作成中です。実は開発作業は既に完了しております。発売までの間に1.5+2.5と2.8をプレイして備えて頂ければ幸いです。ではまた来月@野村 https://t.co/yuRCM1KAE2 #_KH pic.twitter.com/zON67LMJn7
— キングダム ハーツ (@_KINGDOMHEARTS) November 20, 2018
『キングダム ハーツIII』は、2005年12月に発売された前作『キングダム ハーツII』以来となる、十数年ぶりのシリーズナンバリング作品となる。初代から語られてきた「ダークシーカー編」の完結編であり、主人公ソラと宿敵マスター・ゼアノートとの戦いの決着が描かれる予定だ。
シリーズの特徴であるディズニー作品の世界観を巡る構造は本作でも健在で、今作では『塔の上のラプンツェル』や『アナと雪の女王』、『トイ・ストーリー』や『ベイマックス』、『モンスターズ・インク』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』などの世界観が登場することが予告されている。
『キングダム ハーツIII』は2013年6月のE3においてSCE(現SIE)のプレスカンファレンスにて正式発表された。当初は野村氏が『ファイナルファンタジーXV』(旧『Versus XIII』)と並行してディレクションを担当していたが、2014年には『キングダム ハーツIII』へと集中し、ゲームエンジンもUnreal Engine 4を採用するなど、開発体制においていくつかの変更があった。
長年にわたりファンを待たせてきた同作は、2017年に当初2018年内のリリースが発表。のちに全世界同時発売を考慮し2019年1月へと発売は延期されたが、今回の完成報告を見るにこれ以上の延期はないと考えてよいだろう。
発表からは5年、前作からは13年振りとなるシリーズナンバリングタイトル『キングダム ハーツIII』は、国内でPlayStation 4とXbox One向けに2019年1月25日にリリース予定(ほか地域では1月29日)だ。
文/ishigenn