スパイク・チュンソフトは『メトロ エクソダス』の国内発売日が海外と同じ2019年2月22日であることを発表し、日本語吹き替えトレイラーを公開した。
吹き替えには主人公のアルチョムを演じるてらそままさき氏をはじめ、主要キャラクターの日本語ボイスは過去作と同じキャスト陣が担当するとのこと。また音声・字幕はいずれも英語・日本語・ロシア語で切り替えが可能だ。舞台は前作『メトロ ラストライト』の2年後、2036年が舞台となる。
『メトロ』シリーズは、ドミトリー・グルホフスキーによるSF小説『メトロ 2033』を原作したウクライナのゲームスタジオ4A Gamesが開発しているゲームだ。これまで『メトロ2033』、『メトロ ラスト・ライト』とシリーズが続いており、『メトロ エクソダス』で3作目になる。
本作の世界観はポストアポカリプスもの。2013年に起こった核戦争によって荒廃した20年後の地球を舞台に、被害を逃れた人々がメトロ(モスクワ地下鉄)を核シェルター代わりにして、身を潜め暮らしている。地上では放射線で被爆して突然変異したミュータントが生息しており人間を襲ってくる。サイバルホラーとステルスを主軸にしたFPSであり、内省的な主人公の青年アルチョムの旅を描く。
最新作『メトロ エクソダス』は4A Gamesによって2014年から開発され、蒸気機関車「オーロラ号」でアルチョムがロシア全土を横断する旅に出るという。これまでのシリーズでは雪に覆われた冬のモスクワがおもな舞台だったが、本作では降り立つ場所によって春・夏・秋と季節が変化していくという。
国内発売はPS4とXbox Oneから発売され、通常版は7800円(税別)。ダウンロード専用の「ゴールドエディション」があり、シーズンパスが同根される。またPS4版だけダイナミックテーマ「Spring」と、サウンドトラックが付属する。
またパッケージ版の早期購入特典、ダウンロード版の予約特典として、PS4版ではダイナミックテーマ「Winter」、Xbox Oneではシリーズの初代『メトロ 2033』のダウンロードコードが付属する。海外と同じ2月22日発売されることが決まり、日本のプレイヤーもいち早くプレイするが決まった本作。過去作をこたつで温まりながら予習しつつ、寒々とした核戦争後のロシアに想いをはせながら、楽しみに待っていよう。
文/福山幸司