『バーチャロン』専用コントローラー「ツインスティック」の増産クラウドファンディングが目標金額を達成。徹底的なコストダウンが図った企業努力が実を結び、前回と合わせて1億円近く集まる

 セガゲームズとタニタの共同プロジェクト、PS4用ソフト『電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録 とある魔術の電脳戦機(バーチャロン)』に対応するコントローラー「XVCD-18-b 18式コントロールデバイス『ツインスティック』」の増産クラウドファンディングが、目標金額である4460万円達成した。

(画像はTwitter | セガ公式アカウントより)

 前回のクラウドファンディングでは、4977万4767円が集まり、今回は4699万7891円が記事執筆時点では集まっているので、合計すると9677万2658円となり、1億円近い金額が集まったこととなる。なお、クラウドファンディングの締め切りは1月30日の23時59分までなので、まだまだ金額が伸びる可能性はある。

 もともとこのクラウドファンディングは、昨年に6月から7月にかけて一度行われたもの。しかし、そのときは2億7700万に設定し支援者は1682人、集まった金額は8254万8710円(達成率29%)で不達成に終わってしまった。そこから徹底的なコストダウンを図り、目標金額を4460万円に抑えて10月に再チャレンジ。すると24時間を経たずして、4460万円が集まり、ツインスティックの製品化が実現することとなった。

【更新】バーチャロン専用コントローラー『ツインスティック』のクラウドファンディングが本日スタート。目標金額を大幅に下げて再挑戦。チャロナーたちの熱き想いは結実なるか

 今回、新たに達成したのはその10月のクラウドファンディングを逃した人のために増産クラウドファンディングだ。しかし目標金額は4460万円であることは変わらず、依然としてハードルは高く、成立は危ぶまれていた。しかし12月21日に開始してから約3週間を経て、無事に達成。蓋を開けてみると、最初の不達成に終わった8254万を大きく上回る、合計1億円近くの金額が集まったことになる。

 このような結果は、本体設計や物流コスト、細部の部品にいたるまで徹底的なコストダウンが図りつつ、当初に構想したクオリティを維持した企業努力が実を結んだ形といえるだろう。そしてこのプロジェクトのの発起人である、熱意が熱烈なチャロナー(※『バーチャロン』のプレイヤーのこと)であるタニタの谷田千里社長の諦めない心が、チャロナーたちの心を掴んだ結果といえるだろう。

【更新 2019/1/15 10:40】 本文中の誤字・脱字を修正しました。

ライター/福山幸司

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ライター
福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman
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