「リアル路線の最高峰」と評されるラリーゲーム最新作『ダートラリー2.0』が4月18日に日本初上陸

 ユービーアイソフトはPS4向けにラリーゲーム『ダートラリー2.0』を4月18日に国内向けに発売すると発表した。価格はそれぞれ税別で、パッケージ版が7980円、ダウンロード版が7100円になる。また9500円のダウンロード専用のデジタルデラックス版が存在するが、特典内容についてはまだ不明。オンライン対応で2人~8人まで同時プレイできそうだ。

 イギリスの老舗スタジオであるコードマスターズが手がける本作は、2015年に発売していた『DiRT Rally』の続編。コードマスターズはもともと『コリン・マクレー・ラリー』シリーズ『レースドライバー』シリーズなど、数多くのレースゲームを得意とするスタジオ。しかし、近年まで同社の看板タイトル『DiRT』シリーズはどんどんカジュアル化していった。時代に合わせていった結果だが、レースゲームの歯応えを求める古いファンには物足りないものだった。その間にイタリアのスタジオが制作しているラリーゲーム『WRC』シリーズが台頭するなど、『DiRT』シリーズはどんどん存在感がなくなっていった。

 だが、そこでコードマスターズが心機一転で発売したのが『DiRT Rally』だ。高精細なグラフィックに、タイヤの磨耗率や路面に対する負荷などを物理シミュレートしたリアルな挙動、もちろんハンドリングは難しく、あちこちにぶつかりまくるが、この玄人向けなハードコアな作りを、ファンは「これを『コリン・マクレー・ラリー』シリーズ以来の本格派」として歓迎した。制作には8000万マイル以上のロードテストを実施したという。今では『DiRT Rally』は、ラリーゲームのなかでも特に高い評価を獲得している。

 今回、発売する『ダートラリー2.0』は、その待望の続編。しかも前作は日本未発売なので、日本初上陸だ。公式サイトによると、ニュージーランド、アルゼンチン、スペイン、ポーランド、オーストラリア、アメリカなどが舞台となるという。グラフィックやシミュレーションはより高度に、ドライブスタイルやレース環境に合わせて、マシンをチューニングしたり、損傷を自分なりにセットアップしてカバーするのは、前作同様に楽しむことができそうだ。

(画像はダートラリー2.0 公式サイトより)

 そもそもラリーゲームとは、広義には公道を走るゲームだが、その本質は過酷な自然環境下で車を消耗させながら、手に汗握る極限のレースを競い合うもの。本作でも、雨や雪といった様々な天候、氷、砂利道、砂埃、泥など、それがどのような現実的にラリーカーに負荷を及ぼすかをミューレーションしている。マシンを消耗させながら自然を制覇するラリーゲームは、他のレースゲームでは味わうことができない魅力だ。最高峰のラリーゲームの最新作『ダートラリー2.0』を、発売を機会に体験してみてはいかがだろうか。

ライター/福山幸司

ライター
福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman
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