『レッド・デッド・リデンプション』、『GTA』シリーズのパブリッシャーTake-Two Interactiveは、第3四半期の決算短信を公開した。それにより昨年12月31日までの『レッド・デッド・リデンプション2』の小売店への販売本数が2300万本を突破したことが明らかになった。
Take-Twoによると、『レッド・デッド・リデンプション2』だけではなく、『NBA 2K19』は昨年でアメリカでもっとも売れているスポーツゲーム、またアメリカ全体では3番目に売れたゲームとして、好調に推移した。またNintendo Switch版『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI』もTake-Twoの予想以上に売れたという。
『レッド・デッド・リデンプション2』は2300万本というのは、ゲーム史上どれほどの位置しているのか。売り上げの数字というのは動的に変化し、また発表されているデータが古いこともあるので、以下の数字はあくまで目安であることは留意して欲しいが、たとえばゲーム史上歴代1位の『テトリス』であり、正規版パッケージだけで1億7000万本を売り上げたと見られている。有料ダウンロード4億2500万を達成しており、単純に合わせただけでも6億本近く売り上げた、まさに規格外の化け物ゲームだ。
2位は『マインクラフト』の1億5400万本、3位は『グランド・セフト・オートV』の1億本、以下、『Wiiスポーツ』が8260万本、『ポケットモンスター』(赤、緑、青、黄)が5900万本、『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』が5000万本(昨年6月の段階)、『スーパーマリオブラザーズ』が4800万本となる。
『レッド・デッド・リデンプション2』の2300万本はゲーム史上ではおよそ32番目に位置している。すぐ上には『スーパーマリオ64』の2320万本があるが、これを超えるのは間違いないだろう。同じTake-Twoが出しているゲームでは、『グランド・セフト・オートIV』が2500万本を売り上げており、まずは『レッド・デッド・リデンプション2』がこれを超えてくるかが目標といえる。
『レッド・デッド・リデンプション2』は現在でも売れ続けており、イギリスの先週のチャートでは、『キングダムハーツIII』、『バイオハザード:RE2』に続いて、3位に未だにランクインしている。最終的には『グランド・セフト・オートV』の1億という大台の数字を超えていくのか、今後ともその推移に注目しよう。
ライター/福山幸司