米任天堂の社長レジナルド・フィサメィ氏が退職へ。13年にわたりレジーの愛称でリーダー務める、家族と友人のため「レベルアップ」

 レジーの愛称でも知られるNintendo of Americaの社長兼COOレジナルド・フィサメィ氏は、同社から退職することを明らかにした。現地時間の4月15日を予定。セールス&マーケティング部門の現シニア・ヴァイス・プレジデントであるダグ・ボーザ―氏がその座を引き継ぐ。

 フィサメィ氏は英語圏向けに公表されたプレスリリースで、健康と余暇(ユーモア、humor)の両面でリタイアすることを楽しみにしているとコメント。「これは私にとって“ゲームオーバー”ではなく、妻、家族、そして友人との時間をより長く持つための“レベルアップ”です」と自身の退職の理由を説明した。また、「任天堂は永遠に私の心の一部です」とも伝えている。

 また任天堂の社長である古川俊太郎氏は、フィサメィ氏に感謝の意を述べ、任天堂に入社してから15年、リーダーとして13年近く築いてきた氏の巨大な功績に敬意を表している。さらにフィサメイ氏の退任は寂しく、また氏の最適なリタイアを望む一方で、後継者がいることを嬉しく思うとも伝えた。

レジナルド・フィサメィ氏
(画像はBusiness Wire | Nintendo of America’s Reggie Fils-Aime to Retire: Doug Bowser Named New Presidentより)
ダグ・ボーザ―氏
(画像はBusiness Wire | Nintendo of America’s Reggie Fils-Aime to Retire: Doug Bowser Named New Presidentより)

 後任となるダグ・ボーザ―氏は、Electronic Artsにて世界的なビジネスプランニングを主導し、Procter & Gambleでは米国などのセールスリーダーを勤めた業界のベテラン。2015年5月にNintendo of Americaにマーケティングのヴァイス・プレジデントとして入社。過去21ヶ月あいだにわたり成功を収めているNintendo Switchのマーケティングを担当した。

 フィサメィ氏はニンテンドーゲームキューブやゲームボーイアドバンスの時代である2003年にエグゼクティブ・ヴァイス・プレジデントとしてNintendo of Americaに入社、2006年5月にプレジデント兼COOとなった。米国におけるWiiやニンテンドーDS、ニンテンドー3DSの成功を牽引したほか、ファンから「レジー」の愛称で親しまれるなど米任天堂における顔役としてこれまで働いてきた。公式Twitterアカウントによる発表へは、開発者、業界人、メディア、企業、そしてプレイヤーを問わず、多数の感謝のコメントが寄せられている。

【更新 2019/2/22 7:50】 一部文章を加筆しました。

文/ishigenn

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編集
ニュースから企画まで幅広く執筆予定の編集部デスク。ペーペーのフリーライター時代からゲーム情報サイト「AUTOMATON」の二代目編集長を経て電ファミニコゲーマーにたどり着く。「インディーとか洋ゲーばっかりやってるんでしょ?」とよく言われるが、和ゲーもソシャゲもレトロも楽しくたしなむ雑食派。
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