任天堂は4月12日に発売を予定している『Nintendo Labo: VR Kit』の紹介映像を公開した。
本作はスイッチで手軽にVR体験を楽しめる作品で、VRゴーグルと5種類の専用コントローラーを作ることができる。
今回公開された動画では、それぞれのコントローラーで遊べるゲームのほか、64種類のゲームが遊べる「VRひろば」やゲームを自作できる「Toy-ConガレージVR」の紹介をしている。
特に「Toy-ConガレージVR」はVRゲームをプレイヤーが手軽に作成できるという点が珍しく、想像力しだいでは遊び方が無限大という意味で注目したい機能だ。
Toy-ConガレージVR
「Toy-ConガレージVR」は3D空間にモノを置いたりキャラを動かしてゲームを作ることができる。キャラの動きから地形の配置ゴールの設定等もでき、自由度の高いゲーム作成が楽しめそうだ。
公式サイトによると、もともと用意されている64種類のサンプルゲームを改造して遊ぶことも可能で、自作ゲーム初心者でも取り組みやすい設計だ。
バズーカToy-Con
グリップを引いて弾を装填し、ロックオンや時間停止などのテクニックを使いながら敵を倒していく。VRゲームのため、360度どこでも見渡せてバズーカを撃てることが特徴。
ふたり対戦ゲーム「カバズーカ」では、フルーツを吸い込んでカバの口をめがけて発射させていく。うまく食べさせれば自分のエリア内にカバが移動し、カバを多く集めた方が勝ちとなる。ゲームはひとつのバズーカToy-Conをふたりで交互に使って進めていく。
風Toy-Con
プレイヤーはカエルになって、おもちゃのクマから発射されるボールをタイミング良くジャンプで避けていく。はるか上空にあるゴールを目指すことが目的。高く飛ぶほど熊の数も増えてボールの数も変則的になっていく。
風Toy-Conを踏むと風が吹いて、実際に飛んでいるような体験ができるとのこと。
トリToy-Con
鳥に乗って世界中の雛を仲間にしながら大空を自由に飛ぶことができる。雛はリンゴや魚を集めて食べさせると仲間にできる。操作はグリップを握れば羽ばたき、傾ければ旋回が可能。
トリToy-Conでは、チェックポイントを通過しながらゴールを目指すゲーム「トリラリー」も遊べる。
ゾウToy-Con
ゾウToy-Conの鼻部分を動かして空間に絵具を置いていくようにして絵を描いていく。図形ツール、消しゴム、エフェクトペン、照明効果などのペイントツールもあり。
また、板を動かしてボールをうまく動かす「積み木パズル」も遊べる。
カメラToy-Con
提示されたお題に合わせて海の魚や、小屋の中に住む不思議な生き物などを撮影していく。狙いを定めてズームをして、シャッターを押せば撮影できる。
VRひろば
本作は上記のToy-Conを使ったゲームのほかに、VRを使った遊びを64種類収録している。たとえば、UFOキャッチャーや楽器演奏なども可能。
操作もJoy-Conを直接使うものからToy-Conを使うものまで、さまざまとなっている。
ライター/ムニエル