今年10周年を迎える『シュタインズゲート』で「10個の新規プロジェクト」が始動へ。5pb.がティザーサイトを公開

 5pb.は「STEINS;GATE 10th ANNIVERSARY」と題した『STEINS;GATE』(シュタインズゲート)の10周年記念ティザーサイトをオープンした。また詳細は「COMING SOON」としてまだ伏せられているものの、今後10個のプロジェクトを展開することも明らかにしている。

 『STEINS;GATE』は2009年10月15日にXbox 360から発売された科学アドベンチャーシリーズの第二作。秋葉原を拠点とした小さな発明サークル「未来ガジェット研究所」が、人類の未来を左右する巨大な陰謀に巻き込まれていく様をユーモアとサスペンスたっぷりに描く青春群像劇となっている。

 ネットスラングを口にするのもいとわない奇人変人レベルの個性豊かなキャタクターたちや、タイムトラベル、タイムリープなどのテーマが盛り込まれている点が特徴で、口コミ的に大ヒットした。

(画像はプレイステーションオフィシャルサイト『STEINS;GATE』より)

 ゲーム内では狂気のマッドサイエンティスト「鳳凰院凶真」という厨二病設定でしばしば暴走する主人公・岡部倫太郎が、通称「世界線」と呼ばれるパラレルワールドを横断しながら悲劇を回避しようとする奮闘する。

 “スーパーハカー”を自称するダルこと橋田至、若くして脳科学の権威なが実は巨大掲示板「@ちゃんねる」に入り浸っている、クリスティーナこと牧瀬紅莉栖など、愉快な仲間たちの岡部倫太郎を支え、サークルの仲間たちの青春劇が詰まっているのも本作の魅力のひとつである。

(画像は「STEINS;GATE 10th Anniversary」サイトより)
(画像は「STEINS;GATE 10th Anniversary」サイトより)

 PCやPSPなどさまざまなプラットフォームへの移植が続き、以後、スピンオフゲーム、コミック、ノベル、TVアニメ、劇場アニメ、舞台、続編となる『STEINS;GATE 0』の発売など、多角的に展開されてきた同シリーズ。特に2011年4月のTVアニメ化は本作の人気をさらに決定付けた。このTVアニメのアニメーションを流用しつつ、新規アニメを追加した全編アニメーションでゲームが進行するリメイク作『STEINS;GATE ELITE』が2018年に発売されている。

 今回、発表された10のプロジェクトもゲームだけに留まらず、さまざまなメディアミックスが用意されていると推測できる。いったいどんなものが待っているのか、続報に期待したい。

ライター/福山幸司

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ライター
福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman
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