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「ニコニコ超会議2019」に出展するインディーゲームが発表。寿司が走るゲームから、借金返済RPGまで個性溢れすぎたゲームがずらり

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 4月27日、28日に幕張メッセで開催される「ニコニコ超会議2019」「超ゲームエリア」に出展されるインディーゲームタイトルが発表となった。ブースの場所は幕張メッセ10ホール、「HAL 10-D9」だ。

 「ニコニコ超会議2019」のチケットは、1日券が前売り1800円、当日券が2300円、2日通し券が前売りのみの販売で3100円となる。

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(画像は『ニコニコ超会議2019』公式サイトより)

 ニコニコ超会議2019では、さまざまなステージ、作品展、ライブなどの催しが開かれるが、インディーゲーム出展もそのなかのひとつ。個性豊かで奇妙なゲームが出展され、実際に遊ぶこともできる。

 出展予定タイトルは以下の通り。

『RPGタイム!~ライトの伝説~』
『The Good Life』
『有翼のフロイライン Wing of Darkness』
『Last Labyrinth』
『ジラフとアンニカ』
『寿司がはしるやつ(仮)』
『蹴落とし!トレジャーハンター!』
『DEAD OR SCHOOL』

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(画像は『RPGタイム!~ライトの伝説~』公式サイトより)

 『RPGタイム!~ライトの伝説~』は、子どものころに書いたゲーム創作ノートがそのままゲームになったような個性溢れる作品だ。画面を見ても通り、通常のゲーム画面とかけ離れているが、この創作ノートは実際にゲームとして機能しており、楽しくPRGやアクションとして遊ぶことができる。

 開発はDESKWORKS。すでに国内外で様々なアワードを受賞しており、そのコンセプトはすでに高く評価されている。

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(画像は『The Good Life』Kickstarterより)

 『The Good Life』は、奇妙奇天烈な住民たちが住むイギリスの田舎町「Rainy Woods」を舞台に、ニューヨーク出身で放送禁止用語を連発する口の悪いジャーナリスト「ナオミ」が、写真を撮って、借金地獄をを脱げ出すオープンワールドRPGだ。

 開発は『The Missing』で高く評価されるSWERY氏が率いるWhite Owlsと、『パンツァードラグーン』『ファントムダスト』のクリエイター二木幸生氏のチームが共同で開発している。

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(画像は『有翼のフロイライン Wing of Darkness』公式トレーラーより)

 『有翼のフロイライン Wing of Darkness』は、美しく雄大な空のグラフィックを背景に、未知の飛行物体である「ブランカー」に立ち向かっていく少女たちを描くハイスピードフライトシューティングゲーム。

 開発はProduction Exabilities、Unreal Engine4を用いて制作しており、PS4でも発売が予定されている。

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(画像は『Last Labyrinth』ティザームービーより)

 『Last Labyrinth』は、言葉が通じない少女カティアとのコミュニケーションを通じて、謎の館から脱出を目指すVR専用のアドベンチャーゲームだ。『どこでもいっしょ』高橋宏典氏も開発に携わっている。

 なお、本作はニコニコ超会議の開場時間からブースにて整理券を配布し、時間指定での試遊となるので、本作を遊びたい人は早めに整理券を入手しておこう。

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(画像は『ジラフとアンニカ』2018 August Trailerより)

 『ジラフとアンニカ』は、ふしぎな島「スピカ島」を舞台に、猫耳少女アンニカの冒険を描く3Dアクション・アドベンチャーだ。島にあるダンジョンの奥に潜むボスはリズムアクションで対決するのが特徴。

 Unreal Engine4による美しいグラフィックだけではなく、立ち絵や一枚絵による吹き出しなど、漫画的演出も入っているポップでキュートな作品だ

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(画像は『寿司がはしるやつ(仮)』インタビューより)

 『寿司がはしるやつ(仮)』は、100貫の寿司が同時に走るスタイリッシュ寿司レーシングゲームだ。タップ操作だけの簡単操作が実現されており、操作できる寿司の数は13種類以上。それぞれ性能が異なる。

 開発は本業が地下アイドルのおっかけというksym氏。かつて電ファミではインタビューも行っているので、参考にして欲しい。

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(画像は『蹴落とし!トレジャーハンター!』より)

 『蹴落とし!トレジャーハンター!』最大4人まで同時プレイ可能なパーティーゲーム。舞台は奥底に財宝が眠る迷宮。階層ごとに「漢字の読み方」、「アクションステージ」、「好きな人の名前を言う」などのお題が提示されるので、脱落せずに最後まで生き残った者が勝者だ。

 プレイヤー同士はハリセン攻撃で邪魔できるので、みんなでプレイすると盛り上がること間違いなし。飛竜翔氏を代表とするWINGLAYが開発。ニコニコ自作ゲームフェス2018で大賞を受賞したこともある。

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(画像はSteam『DEAD OR SCHOOL』より)

 『DEAD OR SCHOOL』ゾンビに汚染された東京で、地上を目指していく。Studio Nanafushiが開発したハクスラ・アクションRPGだ。地下暮らしの少女ヒサコが、敵から武器を入手した武器を強化・改造、スキルを磨き、巨大モンスターやゾンビ、戦車をなぎ倒していく。

 アニメ演出やデザインに力を入れているようで、一風変わった近未来の東京を背景に、ド派手なアクションが繰り広げられる。

 このようにニコニコ超会議2019に集まったインディーゲームは、ニコニコに相応しい個性あふれる作品が並ぶこととなった。ニコニコ超会議2019を訪れた人は、ぜひインディーゲームブースを訪れてみて欲しい。

ライター/福山幸司

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ライター
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福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman
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