バンダイナムコエンターテインメントは『ドラゴンボール ファイターズ』のDLC「ファイターズパック11」で実装が予定されている『ドラゴンボールGT』版孫悟空の新映像を公開した。
『ドラゴンボールGT』版の孫悟空の参戦は2019年3月に発表されていたが、キャラクターPVの公開は今回が初となる。
実装時期はBandai Namco US公式Twitterアカウントによると5月9日となっているが、日本国内での告知は記事公開の4月24日13時の時点では確認されていない。
Watch as Goku [GT] unleashes Super Saiyan 3 Kamehameha in DRAGON BALL FighterZ!
— Bandai Namco US (@BandaiNamcoUS) April 24, 2019
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『ドラゴンボール ファイターズ』はプレイステーション4、Xbox One、Nintendo Switchで発売されている対戦型格闘ゲーム。Unreal Engine 4で表現されたアニメ的な2D表現とポリゴンの3D表現を組み合わせたビジュアルが特徴。『ドラゴンボール』の歴代キャラクターが一堂に会して戦うことができる。
DLCでは各キャラクターを追加できる「ファイターズパック」が税別500円から販売されている。これまでブロリー、バーダック、ベジット、クウラ、ビーデルなどが実装されてきた。
キャラクターPVでは、究極のドラゴンボールの力によって子供の姿になってしまった悟空が確認できる。またそのまま超サイヤ人3になってかめはめ波を放つ姿や、超サイヤ人4になって龍拳を繰り出す姿も確認できる。
『ドラゴンボールGT』は多くのアニメオリジナル設定を生み出したが、この超サイヤ人4もそのひとつ。いわば大猿状態の超サイヤ人であり、大猿と違って理性を維持できる。体が赤い体毛に覆われていることが特徴で、超サイヤ人3を凌駕する戦闘能力を持つ。
PVの最後に繰り出した龍拳とはアニメオリジナルの必殺技で、映画『ドラゴンボールZ 龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』で初登場した。拳を前に突き出したまま「龍拳!」、または「龍拳!爆発!」と叫びながら、悟空が敵に突進。相手に当たった直後に爆発がおきて、胴体を貫き、黄金の巨大な龍が出現する。
原型となった技は『ドラゴンボール』のときに、ピッコロ大魔王でドドメを刺した最後の一撃と思われる。『ドラゴンボールZ 龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』以後、『ドラゴンボールGT』では3回も登場しているので、印象深い必殺技となった。
特に『ドラゴンボールGT』の最後の強敵である一星龍(イーシンロン)との戦いでは、超サイヤ人4のままかめはめ波を放ち、その気の光線に飛び込むように龍拳を放つ大技を見せた。
『ドラゴンボール ファイターズ』で『ドラゴンボールGT』の悟空が追加されることをきっかけに、ゴールデンウィーク中にアニメを見直してみてもいいかもしれない。
ライター/福山幸司