カプコンはバイオハザードをはじめとした同社の名作シリーズをNintendo Switchに移植することを発表した。
第1弾として2019年5月23日に『バイオハザード HDリマスター』と『バイオハザード0 HDリマスター』、そして『バイオハザード4』をリリースする。価格は各3300円。夏には第2弾として『デビルメイクライ』をリリース予定だ。全てダウンロード販売のみ、パッケージ版は予定されていない。
また、イーカプコンにて『バイオハザード HDリマスター』と『バイオハザード0 HDリマスター』のダウンロードコードの入った『バイオハザード オリジンズコレクション』パッケージ版が予約できる。こちらは「S.T.A.R.S. 特製アルミケース」がつく限定版も用意されている。
「バイオハザード」の歴史を紡いだ3作品が5月23日(木) NINTENDO SWITCH™に登場!あらかじめダウンロードは2月28日から受付開始!さらにシリーズの始まりをまとめて楽しむ『オリジンズコレクション』も同時発売! https://t.co/qGWKGlF1FY #バイオハザード pic.twitter.com/3KHRYIOBVp
— バイオハザード(カプコン)公式 (@BIO_OFFICIAL) February 26, 2019
【DMC】スタイリッシュアクション”ジャンルを確立させた 『デビル メイ クライ』 第一作が、2019年夏Nintendo Switch™に登場!
— devilmaycry_jp (@devilmaycry_jp) May 7, 2019
※本商品はダウンロード版のみの販売となります。パッケージ版の発売予定はございません。 https://t.co/K3KaVYnaeR #DMC pic.twitter.com/3T7tJGbn59
『バイオハザード HDリマスター』
1996年に発売された『バイオハザード』シリーズ1作目を2002年にゲームキューブ向けにリメイクし、さらにHDリマスターした作品。クリーチャーがはびこる洋館を舞台にしたサバイバルホラー。
オリジナルの『バイオハザード』のシステムを継承しつつ、倒したゾンビがより強力になって復活する「クリムゾンヘッド」や、不死のモンスター「リサ・トレヴァー」の追加など、恐怖を煽る新たな要素を追加した。
HDリマスター版は2014年にプレイステーション3、Xbox 360向けに発売され、その後プレイステーション4やXbox One、PCにも移植された。グラフィックやサウンドを高品質に変更し、日本語音声やスティックを倒した方向に進むアレンジ操作モードなどを搭載。
『バイオハザード0 HDリマスター』
2002年に発売された『バイオハザード0』のHDリマスター版。
『バイオハザード』で描かれた洋館事件の発端である黄道特急事件を描く。2人の主人公をリアルタイムで切り替えるザッピングシステムやアイテムボックスの廃止など、新たなシステムが追加された。
『バイオハザード4』
『バイオハザード2』のレオンが主人公となり、寄生生物プラーガを巡る戦いを描く。
ラジコン操作だったそれまでのシリーズからフルモデルチェンジ。その後のシューターに大きな影響を与えたビハインドカメラや、金銭によるアイテムの売買などを新たに採用。高い評価を得てその後のシリーズの方向性を決定づけた。本作にはプレイステーション2で追加されたシナリオ「the another order」も収められている。
『デビルメイクライ』
デビルハンターのダンテが主役のスタイリッシュアクションゲーム第1作目。
もともと『バイオハザード』の新作として制作されていたが、大きく雰囲気を異にする作品として新規IPとなった。ド派手でかっこいいアクションと手強い難易度で高い評価を得て、続編やアニメ、コミックなど様々な媒体で作品が展開している。
ライター/古嶋誉幸