Icebreaker Gamesはゾンビアポカリプスゴルフゲーム『Zombie Golf』のKickstarterキャンペーンを開始した。
目標金額は2万ドル。10ドル以上の支援でゲームが得られるほか、1000ドル以上で自分の顔写真がゾンビになり、5000ドル以上でゲームのキャラクターとして登場できる。また、Steamでも早期アクセス販売が始まっており、100円でゲームを購入できる。
『Zombie Golf』は、ゾンビが徘徊する文明崩壊後の都市でゴルフをするゲームだ。グリーン上のホールではなく、狙うのは都市を徘徊するゾンビで、ゾンビを倒すごとにスコアが得られる仕組みとなっている。現在のバージョンは体験版のような内容で、規定の回数のボールを打ち、すべてのステージをこなすと最後にスコアが表示されるというシンプルなルールのみが搭載。街にいるゾンビもこちらを襲ってくることはなく、一部が這い回るだけでほとんどは立ったままだ。
公表されている今後の開発ロードマップによれば、キャラクターやゾンビ、マップの種類を増やすほか、ボールにも複数の個性を持たせる予定だという。スコアシステムも現在のシンプルなものではなく、乗算も入れた複雑なものに更新する。また、ゾンビものゲームらしく爆発バレルで吹き飛ばしたゾンビのゴア表現も追加予定とのこと。さらに将来的な目標として、モバイル版やリーダーボードも挙げられている。
Steamの早期アクセスは少なくとも1年間が予定されており、現在は100円だが上記の機能を追加しながら徐々に値上げも予定している。
Icebreaker Gamesはセント・クラウド州立大学の学生ジョシュア・ブレア氏がひとりで運営しているスタジオだ。現在『Zombie Golf』以外にもクモと戦うシューター『The Valley』と、宇宙ステーションに残ったただひとりの生き残りとして何が起きたのかを探る『ISS Gladius: Mutant Labs』の3作を開発中だ。『Zombie Golf』がKickstarterで成功すれば、従業員を雇う予定もあるとのこと。
ライター/古嶋誉幸