PS4版『Detroit: Become Human』が全世界で300万本を突破。PC版の発売日も近日発表へ

 Quantic Dreamは、『Detroit: Become Human』の売上げが全世界300万本を突破したと発表した。

 『Detroit: Become Human』は、2018年5月25日にソニー・インタラクティブエンタテイメントより発売されたアドベンチャーゲーム。フランスのスタジオQuantic Dreamが開発を手掛けている。

 舞台は、2038年のアメリカ・デトロイト。未来の世界では、人間そっくりに作られたアンドロイドが人々の生活を豊かにしていたが、一方で仕事を奪われてアンドロイドに反感を抱いている人も少なくなかった。反アンドロイド感情が高まるなか、あたかも自らの意思で行動するかのようなアンドロイドが出現しはじめ、「変異体」と呼ばれるようになった。

 これまで「モノ」のように扱われていたアンドロイドは、ひとつの自律した生命体ではないのか?という疑問をゲームは問いかける。さらにユニークなことに、ゲームではプレイヤーは首尾一貫してアンドロイド側の視点に立って物語を体験する。抑圧されているアンドロイド側から見た人間社会、アンドロイド側の感情とは。物語はプレイヤーが選ぶ選択肢によって無数の分岐していく。 

(画像はPS Store『Detroit: Become Human』より)
(画像はPS Store『Detroit: Become Human』より)
(画像はPS Store『Detroit: Become Human』より)

 本作は、昨年12月の段階では、200万本突破していたが、これはQuantic Dreamの最速の記録だった。なお、Quantic Dreamの作品では、『Beyond:Two Souls』は280万本以上、『HEAVY RAIN -心の軋むとき-』はPS3、PS4版合わせて450万本を突破している。

 『Detroit: Become Human』は現在のところPS4のみで発売しているが、年内にEpic Gamesストアで配信開始すると発表しており、近日中に発表される予定だ。

 Quantic Dreamは、『HEAVY RAIN -心の軋むとき-』以降、プレイステーションハードのみの発売となっていたが、近年はマルチプラットフォーム展開をしており、『HEAVY RAIN -心の軋むとき-』と『Beyond:Two Souls』がEpic Gamesストアで配信している。『Detroit: Become Human』がマルチプラットフォーム展開で、どこまで数字を伸ばしていくか、注目だろう。

ライター/福山幸司

ライター
福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman
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