Twitterは、2019年のゲームに関するつぶやきデータの統計情報を公表した。2019年、もっともつぶやかれたゲームは『Fate/Grand Order』であったことが明らかにされている。ランキングは以下のとおり。
■Twitterで2019年もっとも話されたゲーム
1.Fate/Grand Order
2.Fortnite
3.FINAL FANTASY
4.Identity V
5.グランブルーファンタジー
6.あんさんぶるスターズ!!
7.モンスターストライク
8.PlayerUnknown’s Battlegrounds
9.Minecraft
10.大乱闘スマッシュブラザーズ
2019年のゲームに関するつぶやきは全ての言語を合わせて12億ツイートにも及び、前年比で約20%増加しているという。ゲームのことをもっともつぶやいた国は日本で、アメリカが2位、その後は韓国、タイ、ブラジルと続く。
スマートフォン向けRPG『Fate/Grand Order』は、2018年に引き続き2年連続の1位となる。また、東京ゲームショウやE3、The Game Awardなどに続き、単一ゲームのイベントとして唯一「FGOフェス」が、「2019年にTwitterでもっともつぶやかれたゲームイベント」のベスト10にて5位にランクインしている。
2019年にアーケードゲーム『Fate/Grand Order Arcade』が稼働し、『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』としてアニメ化もされた同作。2020年には映画の公開も予定されている。市場調査会社Superdataの2019年の統計では、1年で1300億円(12億ドル)の収益を得ていることが予想されている。
一方で2位の『Fortnite』は、Superdataの2019年の統計データによれば、1年で1950億円(18億ドル)の収益を得ている、もっとも収益の高いビデオゲームだ。2019年の別の調査では、世界で2億500万人がプレイしているとも伝えられた。
PC、コンソール、スマートフォンと現行ゲームをプレイできる多くのプラットフォームに移植され、異なるプラットフォームのプレイヤーが一緒に遊ぶことができるクロスプレイも大きな話題となった。
なお昨年と今年の結果を見比べると、1位と2位は2018年と変わらないが、10位だった『FINAL FANTASY』が2019年は3位へと大躍進している。『FINAL FANTASY VII REMAKE』の発売日の決定や、『FINAL FANTASY XIV』の大型拡張版「漆黒のヴィランズ」のリリースなど、2019年も話題に事欠かなかった。
ブログではこのほか、もっともつぶやきの多かったゲームイベントやゲームに関係する個人のランキングも公開されている。
ライター/古嶋誉幸