聖地探索シミュレーター『My Work Is Not Yet Done』が開発中。遠征隊の最後の生き残りとして謎のジャングルを生き抜く2Dオープンワールド型サバイバルホラーゲーム

 Sutemi Productionsはオープンワールドサバイバルホラーゲーム『My Work Is Not Yet Done』のクラウドファンディングをKickstarterで開始した。期間は1月31日まで。目標金額の7500ドルはすでに達成し、記事執筆時点で9155ドルの支援が集まっている。

 支援の返礼には、500本の数量限定で15ドルでゲームのコードがプレゼントされるものと、同じ内容で20ドルのスタンダード版が用意されている。

 『My Work Is Not Yet Done』は1-bit風グラフィックを特徴とした2Dオープンワールド型のサバイバルホラーゲームだ。作者のスペンサー・ヤン氏はこういったグラフィックを得意としており、自身のホームページで同様の作品を公開している。

 ゲームは「pilgrimage simulator」と銘打たれており、直訳すれば「聖地への旅・巡礼シミュレーター」となる。作中では崩壊した帝国遠征隊の生き残りである異端審問官のアヴェリーの最後の日々を描く。彼女の任務は正体不明の信号の発生源の追跡と調査だ。自然、あるいは誰かの手によって絶えず変化する大自然のなかで、たったひとりで生き延びなければならない。

 ストーリーは正体不明のエリアXの調査に挑む人々を描くジェフ・ヴァンダミア氏の『サザーン・リーチ』シリーズに影響を受けているという。また、ジェニファー・ケント監督が映画『ザ・ナイチンゲール』で描いたテーマからも着想を得ている。

 原住民へのレイシズムと暴力に端を発する、ヨーロッパによるアメリカ大陸の植民地化に代表される暴力と宗教と荒野の密接な関係についての友人との議論が、ゲームに反映されているという。帝国による遠征や大自然の中でのサバイバルといったイメージはここからきているようだ。

(画像はSteam『My Work Is Not Yet Done』より)
(画像はSteam『My Work Is Not Yet Done』より)

 実際のゲームプレイでは、広大な熱帯雨林が舞台となる。昼夜のサイクルや飢えや渇きの要素がある標準的なサバイバルゲームだが、戦闘は存在しない。ヤン氏はこれまでの多くのサバイバルゲームのシステムが、最終的にプレイヤー間の戦闘や破壊に続くことに不満を持っていた。そのため『My Work Is Not Yet Done』は、征服者ではなく侵入者として大自然で生き抜くことを目指すゲームにするという。

 また、ゲーム的な空腹メーターといったユーザーインターフェイスはない。トレイラーの後半にはノイズや赤いエフェクトが画面に映り始めるが、これらが自身の危険な状態を示すのかもしれない。

(画像はSteam 『My Work Is Not Yet Done』より)
(画像はSteam 『My Work Is Not Yet Done』より)

 魅力的な1-bit風グラフィックと孤独に信仰の根付く地を探索するという独自の要素を持つオープンワールドサバイバルゲーム『My Work Is Not Yet Done』。気になる方はKickstarterでチェックしてみてほしい。

ライター/古嶋誉幸

ライター
一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。
Twitter: @pornski_eros
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