Activision Blizzardは、2019年度第4四半期(10月から12月)の決算報告を実施し、『Call of Duty』シリーズの新作を2020年の第4四半期に発売する予定であると明かした。ただし、これまでのシリーズ作品と異なり、開発元についての発表は行われなかった。
『Call of Duty』シリーズの新作に関する発言はActivisionのCOO(最高執行責任者)であるCoddy Johnson氏より言及された。開発については、これまでのシリーズで3つのスタジオが担当しており、Infinity Ward、Treyarch、Sledgehammer Gamesのいずれかが行ってきた。
2018年発売の『Call of Duty:Black Ops 4』はTreyarchが開発を行い、2019年発売の『Call of Duty:Modern Warfare』ではInfinity Wardが開発を担当したため、2012年の『Call of Duty:Black Ops 2』から続いてきたローテーションをもとに、”新作はSledgehammer Gamesが開発を担当する”という見方がある。
ただし、海外メディアKotakuは、2020年の新作では、Sledgehammer Gamesがウィスコンシン州の開発スタジオRavenとともに開発を行っていたものの、途中でTreyarchに担当が変更されたと報じた。また、Kotakuは新作の内容について「冷戦期のベトナムが関与する作品になる」とも伝えている。
2020年の新作がTreyarch主導で開発された場合、2012年から続いてきたローテーションが崩れる形となり、各スタジオの他作品にも影響が出ることが懸念される。なお、Infinity Wardはナラティブスクリプターの求人募集を行っていたことから、一部海外メディアの間では「次世代機向けのシリーズ新作が開発されているのではないか」と推測されている。
ライター/ヨシムネ