『あつまれ どうぶつの森』の独創的なプレイヤーたちは、ゲーム内で『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』や『ポケットモンスター』の世界を再現したり、借金返済RTAのようにゲームの枠に捕らわれない独創的な楽しみ方を日夜編み出している。
そんななか海外掲示板Redditにて、レアな魚「シイラ」を釣り上げるために物理的なアプローチで「サカナのまきエサ」を大量生産するマシーンをレゴブロックで作り上げた人物が登場。Polygonなどの海外メディアがこの話題を報じている。
I made a lego fish bait machine!
byu/Ra7vaNn05 inAnimalCrossing
『あつまれ どうぶつの森』のDIYはかなり牧歌的な作りをしており、アイテムはひとつずつしか作れない。「サカナのまきエサ」のように大量消費するアイテムを作る場合は、Aボタンを連打し続ける必要がある。そこで生まれたのがRedditユーザーのRa7vaNn05氏が発明した「レゴまきエサマシーン」だ。
Nintendo Switchに取り付けて機械の電源を入れると、ピストンが稼働して自動でAボタンを連打し続けてくれる。材料となるアサリは自分で集めて回る必要があるが、一度集めてしまえば残りの作成作業は機械におまかせだ。
まきエサマシーンの具体的な製造工程は語られていないが、電源やモーターを利用するレゴの「レゴテクニック パワーファンクション」シリーズを中心に作られていると考えられる。この機械のおかげで、Ra7vaNn05氏は目当てだったシイラを釣り上げることができたようだ。
DIYで複数のアイテムを一度に作る要素は、以前からファンに強く望まれている機能のひとつだ。ゲームに欲しい機能を訴えるファンが製作した「Nintendo Direct」風の動画では、最初に複数製作機能が紹介されている。
「ゲームのアップデートがされないなら」と現実でDIYを実行しているあたり、無人島生活魂が燃え上がっているといえるのではないだろうか。
ライター/古嶋 誉幸