ValveのPCゲーム配信サービス「Steam」にて、期待の最新作をさまざまな形式で紹介するイベント「Steamゲームフェスティバル」がスタートした。期間は日本時間6月23日午前2時までの1週間となっている。
このイベントでは、Steamで開発者によるゲームのデモプレイや紹介、インタビューがライブストリーミングされるほか、とくに注目として900を超える作品の無料体験版が公開されている。
体験版が公開されているおすすめのタイトルとしては、ターンで進行する室内近接格闘ゲーム『Fights in Tight Spaces』、さまざまなゲームイベントで主人公ふたりがイチャイチャする姿が目撃され話題となった惑星開拓RPG『Haven』、『Fallout New Vegas』のObsidian Entertainmentによる新作アクションアドベンチャー『Grounded』など。
また、お互いがフリスビーを投げ合うスポーツゲーム『フライングパワーディスク』の続編『Windjammers 2』や、『ロックマンX』シリーズを彷彿とさせる美麗な2Dアクション『30XX』なども注目となっている。
「Steamゲームフェスティバル」は「The Game Awards」のジェフ・キーリー氏が中心となって実施されているイベント。新型コロナウイルスの感染拡大によってさまざまなゲームショーがキャンセルされ、プロモーションの機会を失ったデベロッパーを支援するために始まった。
本イベントで3回目の開催を迎え、第1回は15本、第2回は40本と少しずつゲームの体験版の配信本数を増やしていったが、今回は900本と1週間で遊べるとは思えない数の体験版が配信されている。
「Steamゲームフェスティバル」で配信されている体験版は、「おすすめ体験版」や「ウィッシュリスト内の体験版」をリストする機能や、「最もウィッシュリストに登録されたゲーム」や「発売間近のゲーム」などを表示する機能があり、ページ上部のタブでジャンルごとにリストもできるので、それらを活用して遊びたいゲームを探して欲しい。
ライター/古嶋誉幸