Playmajiは、レトロゲーム互換機「Polymega」の発売を7月9日から11月15日まで延期することを発表した。部品の一部を製造していた工場が6月に突如閉鎖となり、バックアップの工場で代替品の生産に取りかかった。しかし、いちからの出直しとなり大幅な遅れが生じているという。
11月15日はあくまで目安で、前倒しになる可能性も示唆されている。生産が追いつき、販売のめどが立ち次第正式な発表があるだろう。
Polymegaは、広範囲のレトロゲームに互換性を持つレトロゲーム互換機だ。PlayStationやセガサターンなど、ディスクゲームを再生できるベースユニットと、ファミコンやメガドライブなどロムカセットを再生するための別売エレメントモジュールで構成されている。
持っているゲームのインストールやどこでもセーブ機能など、レトロゲーム互換機らしい機能のほか、クラウドゲーミングに対応して最新のゲームを楽しむ機能まで盛り込もうとしている先進的なハードウェアだ。
レトロゲーム互換機「Polymega」は将来的にクラウドゲーミングで最新ゲームを遊べるように。もはやレトロゲーム互換機の枠に入らないコンソールとなる
本機は少人数で開発が進められ、ベータテストのために少数ながら先行してコンソールをリリースしており、日本でも一時予約を開始。新型コロナウイルスの感染拡大による影響をうけながらもなんとか発売にこぎ着けようとしていたが、今回工場の閉鎖で延期を余儀なくされた。
延期は残念だが、正式発売までは応援しながら待つことしかできない。Playmegaの発売日は11月15日、あるいはそれより前となる。Polymegaの公式Twitterアカウントをフォローして、続報を待ってほしい。
ライター/古嶋誉幸