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『Atomic Heart』の開発元がPS5/Xbox Series Xへの対応を発表。“パラレルワールドのソ連”が舞台のアドベンチャーFPS

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 ロシア・モスクワに拠点を置くゲーム開発スタジオのMundfishは、Windows(Steam)、PlayStation 4、Xbox One向けに開発を進めている一人称シューティング(FPS)ゲーム『Atomic Heart』の最新映像を公開し、映像内でPlayStation 5およびXbox Series Xへの対応を発表した。

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(画像はYouTube「Atomic Heart 4K Next Gen Gameplay: Meet Plyush (Featuring Mick Gordon)」より)

 2018年5月に製作が発表された『Atomic Heart』は、パラレルワールドのソ連を舞台にしたアドベンチャーFPSである。本作の世界では共産主義が与えた影響によって技術革新が起こり、「Facility 3826」と呼ばれる企業がロボットやインターネット、ホログラムなどの先端技術をソ連のさまざまな場所へ置かれた施設で開発。ソ連国民の生活を豊かなものにしていた。

 そんな状況のなか、あるエリアの施設に属する従業員からの無線連絡が途絶え、政府からKGB(ソ連国家保安委員会)の特別捜査官「P-3」へ調査命令が下される。本作では複数のバイオームから構成される世界を探索し、何らかの理由によって暴走を始めたロボットや、植物を思わせる繊維の塊からなる有機生命体「Plyush」との戦闘を繰り広げるようだ。

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『Atomic Heart』の開発元がPS5/Xbox Series Xへの対応を発表。“パラレルワールドのソ連”が舞台のアドベンチャーFPS_003

 海外メディアの米国IGNが実施したインタビューによれば、次世代機版『Atomic Heart』について「高速なSSDを駆使することでローディング画面を挟む必要がなくなる」点や、Mundfishの開発スタッフが思い描く「“芸術的ビジョン”をダウングレードなしにそのまま作品へ反映できる」点をメリットとして挙げている。

 また、動画のタイトルにもあるように、本作ではリメイク版『DOOM』(2016)や『DOOM Eternal』(2020)で作曲を手がけたミック・ゴードン氏が楽曲制作に参加していることも明らかとなった。

 発売時期については執筆時点で未定となっているが、次世代機への対応発表が実施されたことから、今後の続報にも期待できそうだ。

ライター/ヨシムネ

ライター
『Atomic Heart』の開発元がPS5/Xbox Series Xへの対応を発表。“パラレルワールドのソ連”が舞台のアドベンチャーFPS_004
2019年11月加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。
コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『モンスターファームアドバンス2』『新・世界樹の迷宮2』など。

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