“捕まえた「ポケモン」の重さ分だけ移動する”シリーズが話題となったゲーム実況者の倭寇(わこう)氏は8月27日(木)、新たな実況動画シリーズ「くらったダメージ分、献血に行く事で疑似的に流血できるゼルダの伝説」をスタートさせた。なお、本動画には管を通る血の映像が含まれているため、流血表現が苦手な人は12分以降の映像に注意が必要だ。
本企画ではNintendo Switch用ソフト『ゼルダの伝説 夢をみる島』をプレイしており、体力値である「ハート」をひとつ失うたび、失ったハートを“回復する代償として100ccを献血する”カウントがひとつ溜まる。また、ゲームオーバーになった場合もハートひとつ分のカウントが加算されるので、仮に初期状態(ハート3つ)でゲームオーバーになった場合、合計400ccを献血しなければならない。
なお、献血については血漿や血小板を提供する成分献血の形式で実施され、カウントの清算は2週間に一度の頻度となる。さらに、ゲームモードは受けるダメージが2倍で「回復のハート」も一切出なくなる「辛口モード」を選択しているため、うかつなプレイングでダメージを受けすぎると次の動画を投稿できなくなってしまうリスクを含んでいる。
データ作成後、倭寇氏が操るリンクは初期地点の「メーベの村」から南下。岩を吐く「オクタ」やどこからともなく現れる「リーパー」を恐れつつも、盾をうまく使いながら剣を手に入れた。しかし、勢いづいた倭寇氏はカニのモンスター「ピース」で剣の切れ味を試そうとして最初のダメージを受けてしまう。
また、盾で構えながら戦うスタイルを確認した直後、道をふさぐ「ウニ」に触れてしまい、2ダメージ目も被弾。以降は慎重なプレイで「ふしぎの森」に辿りついたものの、槍を投げてくる「モリブリン」との間合いに苦しみ、背面へ飛んできた槍を受けゲームオーバー。最低400ccの献血が確定した。
ここで場面は切り替わり、倭寇氏は東京・新宿の献血ルームへ向かう実写映像ともに、清潔でくつろげる現地の様子やダメージを受けるキャラクターの辛さを丁寧にレポートしている。初回の献血では結果的に600ccを献血し、残りの200cc分はパート2以降のストックとなったようだ。
「くらったダメージ分、献血に行く事で疑似的に流血できるゼルダの伝説」は執筆時点でパート2まで投稿されている。パート1を実際にみて興味をもてば、ぜひパート2以降もチェックしてみてほしい。きっと、全国にある献血ルームへ向かう際の参考にもなることだろう。
ライター/ヨシムネ