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実写映画版『モンスターハンター』のティザー映像が公開。軍隊が重火器でモンスターと戦う映像にさまざまな声

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 Sony Pictures Entertainmentは、映画『Monster Hunter』(モンスターハンター)のティザー映像を公開した。また同映像から、公開時期が従来の2021年4月から2020年12月に前倒しとなったことが明らかになった。

 映画『Monster Hunter』は、カプコンのゲーム『モンスターハンター』を原作としたハリウッドで制作される実写映画。ポール・W・S・アンダーソン監督、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演作となり、映画版『バイオハザード』でタッグを組み、また夫婦の関係でもあるふたりがふたたびゲームの実写映画化に挑む。

 作品内では、ミラ・ジョヴォヴィッチ演じるアルテミス隊長の国連の特殊部隊が、ポータルによって現実世界からモンスターたちが棲む異世界に転送されてしまう。巨大なモンスターたちに打つ手がない彼らだったが、モンスターとの戦い方を知るハンターとともに、もとの世界に帰還するため生き残りをかけた戦いを始める。

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(画像はYouTube「MONSTER HUNTER – Black Diablos Official Teaser」より)
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(画像はYouTube「MONSTER HUNTER – Black Diablos Official Teaser」より)
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(画像はYouTube「MONSTER HUNTER – Black Diablos Official Teaser」より)

 今回公開されたティザー映像は、特殊部隊の前に砂漠の地中から巨大なモンスターが現れ、兵士が驚愕して銃で応戦しようとする16秒の映像となっている。現実に存在する重火器を構えており、原作ゲームとはかなり異なる印象を抱かせる。

 これに対してYouTubeのコメント欄では「そうそう、『モンスターハンター』の醍醐味といえば、米軍だよね」といった皮肉めいたコメントや、「これはこれでゲームとは違うけど、面白そう」と期待を抱く人が登場している。
 またSNSでは『メタルギアソリッド ピースウォーカー』での『モンスターハンター』とのコラボミッションで、スネークが重火器を使ってモンスターと戦う場面を思い出した人がいるようだ。

 たしかにこのティザー映像だけ観ると、原作ゲームからかけ離れた印象を抱くのは止む終えないのだが、ミラ・ジョヴォヴィッチのキャラクターはゲームに登場する「双剣」を扱うことはすでに発表しており、武器やモンスターは原作ゲーム準拠になりそうだ。

 つまりこのティザー映像は、おそらく映画の序盤部分の映像で、現実の重火器がモンスターに効かないか、あるいは使えなくなるなどして、ゲームに登場する武器を使うことになる展開が予想される。

 モンスターとの死闘がどのように再現されているかは、今後に発表される予告編か、あるは本編を観るまで期待してもよさそうだ。映画『Monster Hunter』の日本での公開は東宝が担当する。今回、米国での公開が早まったということで日本での公開時期のアナウンスにも期待したい。

ライター/福山幸司

ライター
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福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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