Oculus Japanは「Facebookアカウントが停止される」との問い合わせが多数あったことを受け、Twitter上でアカウントが停止されない方法について回答した。
同社はアカウント作成の際に実名と正しい生年月日を登録し、その後は通常通りアカウントを使用して、Facebookのコミュニティ基準に従うことを推奨している。
また本告知にあわせて、OculusのVRデバイスを使用する際には「本名ではないユーザー名を使用する」ことが可能な点や、友達に本名を公開しないことができる点もあらためて紹介されている。
VRをプレイする際に、本名ではないユーザー名でプレイすることができます。また友達に本名を公開しないように設定することもできます。
— Meta Quest Japan (@MetaQuestJapan) October 12, 2020
今年8月には、Facebookが自社が運営するOculusデバイスの新規利用時に、Facebookアカウントが必須であることを発表した。これまでOculusのデバイスではOculusのアカウントが使用されていたが、Facebookアカウントに一元化した形であり、今年10月から適用されている。
明日10月13日には、最新デバイスであるOculus Quest 2の発売が目前である。それにともなってFacebookアカウントを新規作成した人の中からアカウントが停止されたと報告する人がSNSで多発していることが、今回のツイートの背景になっていると考えられる。
Facebookは「すべての利用者が自分の普段使っている名前を使用するコミュニティ」としており、迷惑行為などの一般的な利用規約をはじめ「すべての利用者に、実名と生年月日をご登録いただいています」、「お客様のプロフィールには実名が登録されていないため、アカウントが一時的に停止されています」と説明。実名であることをほかのSNSと比べても重視するサービスとなっている。
Oculus JapanはこういったFacebookのポリシーに準拠する説明をした形だが、実名と生年月日を登録したのにも関わらず、アカウントが提示されたと報告するユーザーも見られる。Oculus Japanはこういったユーザーには、サポートから連絡するように指示している。
【Oculus Quest 2の発売まであと1日!】
— Meta Quest Japan (@MetaQuestJapan) October 12, 2020
まずはどのゲームで遊びますか?
これから発売するゲームをチェックして、お気に入りのゲームを見つけよう!
詳しくはこちらhttps://t.co/Yphg0ir0sD#Oculus #OculusPlay #VR pic.twitter.com/aIRGbQ92se
Oculus Quest 2の片眼あたりのディスプレイ解像度は1832×1920、以前のOculus Questの1440×1600ドットより映像が鮮明となった。さらに、価格はそれぞれ税別で64GBモデルが3万7180円、256GBが4万9280円と前のOculus Questよりも低価格を実現している。
またローンチタイトルとして、『ALTDEUS: Beyond Chronos』、『ポピュレーション: ワン』、『Kizuna AI – Touch the Beat!』など独自性のあるタイトルが並び、ユーザーから大きな期待が寄せられている。
ライター/福山幸司