ゲーム開発会社Re-Logicは、同社の開発するサンドボックスRPG『テラリア』のバージョン1.4.1を現地時間10月13日(火)にリリースすることを発表した。公開されたトレイラーによると、このアップデートが最後のコンテンツアップデートとなる。
バージョン1.4.1はまずはPCでリリースされ、その後ほかのプラットフォームでも配信予定。ただし、ほかのプラットフォームではメジャーアップデート「ジャーニーズエンド」(バージョン1.4)は実施されておらず、まずはそちらのリリースが適応されることになる。
バージョン1.4.1では「ファイナルNPC」が追加される予定で、トレイラーではファイナルNPCと思われるキャラクターの姿が確認できる。ほかにも新しい実績、多くのバランスの変更、バグ修正、コスメティックアイテム、そして『テラリア』スタイルのエンドクレジットが追加予定だ。
『テラリア』は2011年にPCでリリースされた。『マインクラフト』を2Dにしたゲームという説明がもっともしっくりくるが、リリース当初はよりRPG要素にも力を入れていた。
それから約10年にわたる継続的なアップデートを実施後、多数のプラットフォームに移植され、2020年5月には最後の大型アップデート「ジャーニーズエンド」をPCへ配信(参考記事)。1000種以上の新アイテムをはじめ、サンドボックスモードと最高難度を誇る「マスターモード」などの要素が追加された。
Re-Logicは2020年4月にプラットフォーム全体で3000万本が売れたことを発表。PCで1400万本、コンソールで760万本、モバイルデバイスで870万本が販売されたという。今回の1.4.1でついにエンドクレジットが追加され、ゲームは大団円を迎える。
Re-Logicは「ジャーニーズエンド」アップデートを最後に同社の次回作へ開発リソースを割いていることを発表している。最後の最後のアップデートがリリースされた後、Re-Logicはどのようなゲームを我々に見せてくれるのだろうか。
ライター/古嶋誉幸