出版社の自由国民社は12月1日(火)、1年間で話題となったできごとや人物、言葉のなかから2020年を代表する言葉を選ぶ「ユーキャン 新語・流行語大賞」を発表した。
年間大賞には東京都知事の小池百合子氏による発言「3密」が選ばれたほか、トップテンには韓国ドラマ『愛の不時着』や漫画・アニメ作品『鬼滅の刃』などの言葉に並び、任天堂の『あつまれ どうぶつの森』から、略称の「あつ森」がランクイン。任天堂の『あつまれ どうぶつの森』開発チームが受賞し、授賞式の場ではプロデューサーを務めた野上恒氏とディレクターの京極あや氏がVTRで感謝のメッセージを伝えた。
12月1日(火)に公開されたテレビCM
『あつまれ どうぶつの森』は、スローライフを楽しむコミュニケーションゲーム『どうぶつの森』シリーズの7作目として2020年3月20日に発売された。シリーズ初となる「無人島」へ舞台が変わった本作は、新型コロナウイルスの影響拡大による“巣ごもり需要”とあわせて、全世界累計で2604万本を売り上げる大ヒットを記録している。
また、本作に収録されている「マイデザイン」や、自由に島の形を変えられる「島クリエイター」の機能も注目を集め、さまざまな企業や組織・機関がコラボレーション企画を実施。衣服や髪形を性別に関わらず選択できる要素など、自由な形で“自分の世界”を表現できるコミュニケーションツールとしての役割を果たしている。
ライター/ヨシムネ