スクウェア・エニックスはスマートフォン向けゲーム『ファイナルファンタジーVII エバークライシス』(FINAL FANTASY VII EVER CRISIS)を発表した。対応プラットフォームはAndroid、iOSで2022年に配信予定。アイテム課金型の基本無料タイトルとなっている。
オリジナルのビジュアルをベースに章立て配信をする内容となっており、『ファイナルファンタジーVII』シリーズのスピンオフ作品が完全網羅されることを謳っている。
『FINAL FANTASY VII EVER CRISIS』は、オリジナル版『ファイナルファンタジーVII』の質感を残したローポリゴン風のグラフィックが特徴。会話シーンではキャラクターのイラストレーションが表示されることが確認できる。バトルシーンはスマートフォンに合わせて、タップ操作に最適化されているようだ。
公開されたトレイラーでは、『ファイナルファンタジーVII』本編を含む、『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』、『クライシス コア ファイナルファンタジーVII』、『ビフォア クライシス ファイナルファンタジーVII』、『ダージュ オブ ケルベロス ファイナルファンタジーVII』のタイトルが挙がりつつ「コンピレーションシリーズ完全網羅 AND MORE」という文字が謳っている。
そういったシリーズが個別に配信されるのか、それともストーリーに盛り込まれているということなのかは詳細は不明だが、「AND MORE」と共に、ファンにはとても気になる文言といえそうだ。
なお最後のクレジットには、『NieR Re[in]carnation』を手掛けた開発会社アプリボットの名前が確認ができるので、本作の開発を担っていると見てよさそうだ。
『FINAL FANTASY VII REMAKE Intertgrade』とほとんど同時に発表された『FINAL FANTASY VII EVER CRISIS』。まだまだ詳細は不明だが、続報に期待したい。
ライター/福山幸司