5月25日に配信された『Microsoft Flight Simulator』のパッチで、ゲームをプレイするためのダウンロード容量が170GBから83GBまで大幅に縮小された。
同作のダウンロード容量は発売直後から話題になっていたもので、リリース当時Steamで本作を買ったプレイヤーがダウンロードの時間が長すぎるとして返金処理の対象になるかどうか混乱する現象も起きた。
当初は「ゲーム起動後に巨大なファイルをダウンロードさせられ、ダウンロードにはゲームが無条件で返金できると規約で定められた2時間を超える時間が必要」と考えられていたが、その後すぐにダウンロード時間はプレイ時間に含まれないことが発表されていた。
『Microsoft Flight Simulator』は、2020年にマイクロソフトが発売したフライトシミュレーションゲーム。現実のマップデータを使って地球すべてをモデル化しており、気象情報を取得して現地の気象をリアルタイムでゲームに反映する、このジャンルでも類を見ない規模のゲームだ。
一般的に要求スペックが高く、硬派で人を選ぶジャンルであると言われるフライトシミュレーションだが、Xbox Game Pass for PCにもリリース当初から対応。ちょっと試してみようという間口の広さから多数のファンを獲得した。
『Microsoft Flight Simulator』の対応プラットフォームはPC。PC版は日本語に対応し、今夏Xbox Series X|Sでもリリース予定だ。