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アライグマ探偵が動物が住む卑しき街を行くハードボイルド・ミステリー『Backbone』が配信開始

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【6/10 11:24更新】Microsoft Store、Epic Games Store、GOG版について追記

 Raw Furyは、アライグマの私立探偵を描くアドベンチャーゲーム『Backbone』の配信を開始した。プラットフォームはPC(Steam、Microsoft Store、Epic Games Store、GOG)。価格はSteam版が2570円、Microsoft Store版が2900円、Epic Games Store版が3080円、GOG版が29.99ドル。日本語には対応していない。

 『Backbone』は動物たちが擬人化した世界をフィルムノワールな作風で描くポイント&クリックアドベンチャー。

 舞台は動物が住まうブリティッシュコロンビア州バンクーバー。暗い空気に包まれたこの街で、アライグマの私立探偵ハワード・ローターは小さな依頼をこなし、どうにか生活を送れていた。そんなハワードのもとに、ある日、これまでになかった案件が訪れる。小さな依頼に過ぎなかったが、陰惨な事実が徐々に明らかになり、やがてハワードは、街に潜む権力構造に巻き込まれていく。

 
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(画像はSteam『Backbone』より)
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(画像はSteam『Backbone』より)
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(画像はSteam『Backbone』より)
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(画像はSteam『Backbone』より)

 本作は2.5Dのピクセルアートが特徴で、高画質のドット絵に加えて、3Dエフェクトで街灯、雨、霧、ネオンライトが描かれることによって、美しい街並みを巧みに演出している。またステルス要素があり、周囲の目を避けて行動する必要があるシーンもあるようだ。

 鋭い洞察力、頼もしい勇敢さ、正義を貫こうとする尽きぬ情熱を持って、複雑なキャラクター同士の関係性を整理し、事件を解き明かそう。

 残念ながら現時点で日本語には対応していないが、動物が住む街で渋いノワールな世界が展開される本作。気になった人は購入を検討してみてはいかがだろうか。

ライター
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福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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