Razerは「世界でもっとも強力な14インチゲーミングノートPC」と豪語する新型「RAZER BLADE 14」を発表した。CPUなどの基本的な構成はほぼ共通し、GeForce RTX 3060、3070、3080とGPUの異なる3つのエディションを発売する。
なお、日本での発売は後日アナウンスとRazerの日本語公式アカウントにて発表された。
すべてのエディションでCPUはAMD Ryzen9 5900HX、メインメモリは16GB、1TB SSDを搭載。ディスプレイのスペックはGeForce RTX 3080と3070を搭載した上位2機種が1440p/165Hz、3060を搭載した機種が1080p/144Hz。
GeForce RTX 3080搭載のもっとも高価なものは2799.99ドル。GeForce RTX 3060搭載のもっともお手頃なものは1799.99ドルとなっている。寸法は16.8 mm x 220 mm x 319.7 mm、本体重量は1.78 kgだ。冷却にもこだわっており、それが本体の薄さを実現しているという。
キーノートでは本機の紹介で無数の「ウルトラ」が並んだ。厚さ16.8mmと14インチゲーミングPCとしては非常に薄い「ウルトラシン」。2口のUSB Type-A(3.2 Gen 2)とType-C(3.2 Gen 2、ディスプレイポート+充電)、HDMI 2.1、3.5mmオーディオコンボジャックなど、ゲーミングノートPCとしては多数のポートを備えた「ウルトラコネクティビティ」。アンチゴースト機能を備えたキーボードによる「ウルトラレスポンシブ」。THX Spatial Audioの「ウルトライマーシブ」。とにかくすべてがウルトラだという。
また、バッテリーでも最大12時間駆動と、長時間無充電で動作するという。もちろんゲームなど重い処理を実行していればもっと短くなるだろうが、それでもかなり長い。
RAZER BLADE 14はアメリカですでに予約がスタートしている。日本での発売は後日発表とのことなので、Razerの日本語Twitterアカウントをフォローして続報を待ってほしい。