市場調査会社Stream Hatchetは、「E3 2021」でのライブストリーミングの最高視聴者数を調査。もっとも視聴者が多かった上位5つの会社を発表した。なお、TwitchとYouTubeの視聴者数を調査した結果だ。
1位は任天堂で310万人。ニンテンドーツリーハウスを含めると長時間ではあるが、メインとなる「Nintendo Direct」は40分。電ファミでもTwitterでリアルタイム更新を行ったが、「『スマブラSP』にカズヤ参戦」、「『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド続編』のトレイラー」、「『零 -ZERO- 濡鴉ノ巫女』発表」の3つが特にリツイート、いいねをされている。
2位はマイクロソフトで230万人。今回は「Xbox & Bethesda Games Showcase」として、傘下に収めたBethesda Game Studiosの作品を中心に発表を行った。『Starfield』のXbox独占と発売日発表や、社内外から無数のゲームがXbox Game Pass入りするなど、センセーショナルなものが多かった印象だ。
電ファミのリアルタイム更新でもっともリツイート数が多かったのは、『バトルフィールド2042』。次いでゲーム自体にはほぼ関係ない「Xbox Series X型冷蔵庫」、そして『百英雄伝』のゲームパス入りが続いた。
3位のUbisoftと4位のスクウェア・エニックスはE3に参加したのだが、5位に参加していないはずのDevolver Digitalが入り込んでいる。E3 2021と同時期に開催された「Summer Game Fest」も含めた調査だったと推察されるが、E3に参加しないことで有名な企業がE3の統計情報に顔を出しているのがなんとも面白い。
Devolver DigitalはE3に合わせて毎年楽しい「Devolver Direct」で新作ゲームを発表し続けているが、やはり「持ってる」企業なのだろう。ちなみに、当のDevolver DigitalもTwitterアカウントでびっくりしつつもファンに感謝の言葉を述べている。