パブリッシャーのWales Interactiveは、イギリスのゲーム開発会社Good Gate Mediaの開発するインタラクティブシネマ『Night Book』のSteamストアページを更新。日本語に対応する旨を追加した。
『Night Book』は、あるオンライン通訳者がだまされて古代の書物を読まされ、その結果悪魔が召喚されてしまうという事件を描くインタラクティブシネマだ。
妊娠中の英仏通訳者であるロレリンは、リモートで夜勤に励む本作の主人公だ。妊娠しているが婚約者は遠方で働いており、精神的に病んだ父親を世話しながらなんとか日々家族がバラバラにならないように努力し続けている。
婚約者、赤ちゃん、父親、あるいは彼女自身。だまされた彼女が生き延びるため、悪魔に対して果たして何を犠牲にするだろうか。
ゲームにはジュリー・ドレイ氏(『Avenue 5』)とコリン・サーモン氏(『バイオハザード』、『移動都市/モータル・エンジン』)らが出演。トレイラーに出ている日系人を演じるのは、アキー・コタベ氏。氏は日系アメリカ人で日本語も堪能。『高い城の男』に出演したことで知られており、『Cyberpunk 2077』にも出演している。
開発には『Maid of Sker』で本作のパブリッシャーも務めるWales Interactiveが協力。また、コロナ禍の中ですべてリモートで撮影されたという。ほとんどがビデオ通話風の画面で進むのは、世相も反映しているようだ。
『Night Book』は7月発売予定。対応プラットフォームはPS4、Xbox One、Nintendo Switch、iOS、PC(Steam)だ。Steamにて体験版も配信しているが、こちらは日本語には未対応。