ポーランドのパブリッシャーPlayWay S.A.は、ワルシャワに拠点を置くYeyunaが開発する協力と裏切りのマルチプレイゲーム『The Sabotage』を発表した。価格や発売日は未定で対応プラットフォームはPC(Steam)。Steamストアページには日本語対応の旨も記されている。
『The Sabotage』は4人のプレーヤーが鉱員として鉱山に入り、金塊を掘り出すマルチプレイゲームだ。しかし、鉱員の中にはひとり裏切り者である「お邪魔者」が紛れ込んでいる。ゲーム開始時にそれぞれの役割が割り当てられ、誰がお邪魔者かは本人以外ほかの誰にもわからない。
鉱員は制限時間内にマップを掘削して金塊を手にするのが目的で、お邪魔者はそれを邪魔して制限時間まで金塊を誰の手にも渡らせないようにするのが目的だ。鉱山はブロックに分けられており、地図を見ながらブロックを掘り進めることで金塊を目指す。
ツルハシやヘッドランプのバッテリーは消耗品のため、使い切ったら補給に戻らなければならない。
一方お邪魔者は、ダイナマイトを使ってトンネルを崩落させたり、オノで柱を切り倒したりして坑道を通れなくし、あるいはボイスチャットでウソの情報を他者に伝えて妨害する。崩落したトンネルは掘り進めなくなるため、鉱員は別ルートで金塊を目指さなければならない。
裏切り者がわかった場合の扱いや、裏切り者がほかのプレーヤーを直接傷つけられるかなどは不明。ページに書かれたルールだけ見るとお邪魔者が圧倒的に不利に見えるが、詳しいルールはゲームが発売されるか続報を待たなければならないだろう。
本作はタイトルなどから、本作はカードを使ったボードゲーム『The Sabotage』をベースにしているようだ。海外のボードゲームをローカライズして販売する「すごろくや」が『お邪魔者』として日本でも発売している。(ルール参考:すごろくや)ただし、どこまでルールがビデオゲームとして再現されているかは不明だ。
『The Sabotage』はPC向けに現在開発中だ。