「くにおくん」シリーズをオマージュしたゲーム『The friends of Ringo Ishikawa』の開発者として知られるyeo氏は、新作2Dアクションゲーム『Fading Afternoon』のSteamストアページおよびトレーラーを公開した。対応プラットフォームはWindowsで、日本語にも対応。2022年のリリースを予定している。
『Fading Afternoon』は、刑務所から出所したばかりの中年ヤクザ「丸山誠二」が少し昔の日本の裏社会を駆けめぐる、ベルトスクロール型のアクションRPG。かつて「牛頭鬼」の異名で恐れられながらも、月日が経ち年老いてしまったという主人公の設定が、生々しく印象的だ。
ストアページでの記述によると、『The friends of Ringo Ishikawa』に続いてマルチエンディング方式を採用しているという。
公開された映像からは徹底して細かく作り込まれたドット絵の背景、キャラクターのモーションが確認でき、作者によって存分に描かれたレトロな日本の世界観が伺える。ただしゃがみ込んで喫煙をしたり、街をたむろする時間も楽しめそうだ。
また、トレーラーで確認できる「釣り」をはじめとした複数のミニゲームも搭載されるという。
趣のある優雅な時間と、ヤクザ映画のような渋いシナリオ、はたまた「くにおくん」オマージュのベルトスクロールアクションをテーマとした本作。
発売はまだ少し先になりそうだが、yeo氏のツイッターアカウントで少しずつ公開されていく情報をチェックするのもいいだろう。