イギリスのマンチェスターに拠点を置くパブリッシャーのNo More Robotsは、RogueCodeとSkyBagelが開発する強盗シミュレーションゲーム『Heist Simulator』をリリースすると発表した。あわせてSteamでのテストプレイを実施している。
『Heist Simulator』は、理想の強盗計画を組み立てて実行するシミュレーションゲーム。8千種類を超える豊富なアセットが用意されたレベルエディター機能に加え、NPCやクルー間の会話シナリオも編集が可能。作成したステージはクラウド上で他プレイヤーと共有して楽しむこともできる。
ハッカーや金庫破り、変装にアクロバットの得意な潜入担当といった多様なクルーの存在もトレイラーから伺えた。各クルーを連携させて緻密で大がかりな作戦を練るスリルも味わえそうだ。カジノや豪邸、博物館といったステージに守衛やレーザーなどのトラップを張り巡らし、危機一髪のオリジナルストーリーを作り上げよう。
開発を手がけるRogueCodeのMatt氏は、2021年の「British Academy Games Awards」を筆頭に数々のアワード受賞歴を持つ海賊アクションアドベンチャー『Sea of Thieves』のエンジニアとしても知られる人物。前作で培われたオンライン向けの開発経験は本作でも存分に発揮されることが予想され期待が募る。
『Heist Simulator』は、2021年内のリリースを予定。販売価格は未定で、PC(Steam)、Stadiaへの配信が伝えられており、日本語への対応は現時点で不明。また、Steamではテストプレイが実施されているので興味を持たれた方はアクセスされたい。
ライター/dashimaru