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レトロゲーム互換機「Polymega」予約注文者向けの発送を9月13日から順次実施へ。年末商戦へ向けたデジタルゲームストアの立ち上げや2022年以降の増産体制も計画中

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 アメリカ・カリフォルニア州に本社を置くPlaymajiは同社の公式サイトおよび公式Twitterアカウント(@polymegaHQ)にて、レトロゲーム互換機「Polymega(ポーリーメガ)」の予約注文者へ向けた発送を現地時間9月12日(日)に開始すると発表した。日本時間では9月13日(月)未明に発売予定だ。なお、今回は2018年9月から2020年4月までに本製品を予約した顧客が対象となっている。

レトロゲーム互換機「Polymega」予約注文者向けの発送を9月13日から順次実施へ。年末商戦へ向けたデジタルゲームストアの立ち上げや2022年以降の増産体制も計画中_001
(画像はPolymega公式サイト「Polymega®は9月12日に発売されます。」より)

 Polymegaは、広範囲の家庭用ゲーム機へ対応する高度な互換性を売りとするレトロゲーム互換機である。本製品は幅広いCD-ROMベースの作品へ対応する「ベースユニット」と、ファミリーコンピュータ、スーパーファミコン、メガドライブ、PCエンジンにそれぞれ対応する4種類の「エレメントモジュール」(別売)へ分かれている。

 これまでの発表では、所有するゲームのインストールや「どこでもセーブ」といった互換機ならではの機能が明らかとなっていたほか、2020年6月にはクラウドゲームサービスへの対応で最新の作品も楽しめる製品アップデートも発表された。

レトロゲーム互換機「Polymega」は将来的にクラウドゲーミングで最新ゲームを遊べるように。もはやレトロゲーム互換機の枠に入らないコンソールとなる

 2020年の初回販売時にはAmazon.co.jp、楽天市場、Yahooショッピングのいずれも出品後に即完売するほどの人気ぶりだったが、一方で2020年7月には一部部品を製造していた工場が突如閉鎖。長期にわたる発売延期へ追い込まれている。

 今回の発表に関して、PlaymajiのCEO(最高経営責任者)であるブライアン・バーナル氏は以下のように述べている。

「昨年から始まったCOVID-19のパンデミックや、2021年にミャンマーの組み立て施設で起きたコントロールできないその他の要因によって、厳しい出荷環境がもたらされたにもかかわらず、当社のチームはついにこの重要なリリースのマイルストーンに到達できたことに興奮しています。さらに、私たちに寄り添い、ポリメガ®のビジョンとビデオゲーム業界の未来に意味をもたらすものを信じてくださった何千人ものお客様に感謝の念を抱いています」

 また、今後の販売スケジュールについてバーナル氏は、年末商戦へ向けたデジタルゲームストアの立ち上げや2022年以降の増産体制を例に「このプロジェクトの次の段階に進む準備が整いました」としている。

ライター/ヨシムネ

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2019年11月加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。
コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『モンスターファームアドバンス2』『新・世界樹の迷宮2』など。
Twitter:@fuyunoyozakura
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2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『モンスターファームアドバンス2』『新・世界樹の迷宮2』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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