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ケモノオープンワールドRPG『バイオミュータント』の売り上げが100万本。わずか1週間で開発費、広告費などを回収

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 THQ Nordicの親会社Embracer Groupは、ケモノオープンワールドRPG『バイオミュータント』の売り上げが100万本を突破したことを投資家向け情報(PDF)で明らかにした。

 『バイオミュータント』は今年5月にPS4、Xbox One、PC向けに発売されたオープンワールドRPG。

 舞台は文明崩壊後の世界。ここは疫病が大地を蝕み、生命の樹は根元から生気をなくし枯れ果てようとしている。プレイヤーは、ケモノの遺伝子を持つミュータントとなって、剣術や射撃、さらには「突然変異」といったアビリティを駆使しながら、巨大モンスターと戦いを繰り広げていく。

 マーシャルアーツも取り入れられており、武器のクラフト要素や広大なオープンワールドなど、自由度が高いのが特徴だ。

ケモノオープンワールドRPG『バイオミュータント』の売り上げが100万本。わずか1週間で開発費、広告費などを回収_001
(画像はSteam『BIOMUTANT』より)
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(画像はSteam『BIOMUTANT』より)
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(画像はSteam『BIOMUTANT』より)
ケモノオープンワールドRPG『バイオミュータント』の売り上げが100万本。わずか1週間で開発費、広告費などを回収_004
(画像はSteam『BIOMUTANT』より)

 なお本作はSteamのユーザーレビューでは「賛否両論」となっており、かわいくユニークなキャラクターや世界観は評価されているものの、翻訳の質やナレーションで語りかけてくる独自のストーリーテリングのせいで、物語が頭に入ってこないことが指摘されている。

 またアクションの爽快感に問題があるという声がある一方、逆にアクションの奥深さを指摘する声もあり、反応はさまざまだ。なお発売後はパッチを配信しており、さまざまな改善を行っている。

 Embracer Groupは、本作の開発・マーケティングへの費用は1週間で回収したとして、四半期の主な収益要因として本作の名前を挙げて高く評価している。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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