開発中のホラーゲームで「敵が無限増殖しプレイヤーを襲うバグ」が発生。開発者が恐怖体験として映像をTwitterで共有し話題に

 開発中のサバイバルホラーゲーム『My Friendly Neighborhood』において、テスト作業中に発見された奇妙なバグが話題を集めている。該当シーンを収めた動画はTwitter上でたちまち拡散。2万件を超える「いいね」が付き、海外メディアのKotakuにも記事として取り上げられた

 『My Friendly Neighborhood』は、海外の児童向け番組に登場するようなパペットが等身大となりプレイヤーを襲うサバイバルホラーFPS。プレイヤーは陽気な音楽が流れるなか薄暗い施設をさまよい、アルファベットが射出される銃でパペットを撃退する。

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(画像はSteamより)
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(画像はSteamより)

 ここまでの説明ですでに恐怖を覚えた方もいるだろう。だが、開発段階におけるバグの存在が作者すら予期しなかった狂気の高みへと本作を導いたようだ。

 作者のJohn Szymanski氏がテスト中に遭遇したのは、何もない部屋でひとり上体を前後に屈伸し続けるパペット。氏がおもむろに銃で撃ち抜くとパペットは不気味な笑い声をあげ突如増殖。空間全体を埋め尽くす群れとなってプレイヤーを追いかけ始めた。

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(画像はTwitterより)
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(画像はTwitterより)
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(画像はTwitterより)
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(画像はTwitterより)

 録画されたこの模様をTwitterに投稿したJohn氏は、「パペットを複数並べるつもりが同じ位置で発生する仕組みにしてしまったようだ」とバグを分析。そのため見た目には一体のパペットに重なり合う形で不可視となっていた人形の群れが、銃撃を受け急激にあふれ出したのだという。

 Kotakuによれば、氏は今回のバグを改めて「意図したうえでゲーム内に取り入れたい」と語っている。なお本作には食べると一定時間加速が可能な「キャンディーバー」が存在するが、このアイテムを同時に何度も使用するとプレイヤーが「超高速となって壁を突き抜け飛んでいく」バグも状況次第では見られるとのこと。

 だがJohn氏は、あえてこのキャンディーバグを修正せず「遊び心」として作中に残しておきたいと宣言。プレイヤーの体験を優先し、偶然生じたエラーをもデザインに昇華させる氏が開発中の『My Friendly Neighborhood』は、ユニークなホラーゲームのパブリッシングで知られるDreadXPよりPC(Steam)向けにリリースを予定。配信の時期や価格は未定となっている。

ライター/dashimaru

ライター
フリーランスの翻訳者を経て、2021年より編集アシスタントとして加入。京都の町屋で猫と暮らす。
Twitter:@dashimaruJP
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