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岐阜県高山市の魅力をPRする無料RPG『たかやまくえすと』配信開始。ゲームを通して「高山陣屋」「さるぼぼ」といった観光名所や名産品など地域資源に触れることができる

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 たかやまくえすと推進実行委員会はスマートフォン向けRPG『たかやまくえすと』をリリースしたと発表した。2022年1月には英語版、中国語版のリリースも予定されている。

 同委員会は、一般社団法人 飛騨・高山観光コンベンション協会、名鉄観光サービス株式会社高山支店・新宿支店、有限会社井桁屋が主体となり、高山市や高山市商店街連合会、濃飛乗合自動車株式会社による協力のもと運営されている。

 本作は観光振興策の一環として制作された、レトロ風のスマートフォンゲーム。ゲーム中には高山陣屋高山祭のような観光名所やイベントのほか、朴葉みそさるぼぼといった名物や名産品も登場する。ストーリーでは高山の地域資源の魅力に触れるとのことで、アフターコロナにおける観光誘致を狙うようだ。

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 プレイ時間は3時間から5時間程度が想定されており、こちらは東京や大阪から高山へ向かう行程の中で遊べる程度のボリュームに整えられている。

 ゲーム中には、およそ40の実在する商店が登場。ホームページのリンクが紐づけられているため、ゲームから直に情報を確認したり、ECサイトで購入を行うこともできる。また、メニュー画面からは交通や宿泊施設といった、実際に旅行の予約を行える導線が用意されている。

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 さらに『たかやまくえすと』のキャラクターやロゴは、高山のPRなどを目的とした使用に限り無料で提供される。こちらを活用した商品開発のノウハウを解説するセミナー動画も期間限定で配信中。講師は「東北ずん子」プロデューサーでもある小田恭央氏が努めている。

 以下、リリース文を引用。

岐阜・高山、街をモデルにしたRPGゲーム「たかやまくえすと」リリース
〜ゲーム空間とリアルの融合で高山市の魅力を発信!アフターコロナにおけるゲーム世代の誘客狙う~

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 たかやまくえすと推進実行委員会は、観光振興策として高山市をモデルにしたRPGゲーム『たかやまくえすと』を2021年10月1日(金)にリリースいたします。
 委員会は一般社団法人 飛騨・高山観光コンベンション協会、名鉄観光サービス株式会社高山支店・新宿支店、有限会社井桁屋が主体となり、高山市や高山市商店街連合会、濃飛乗合自動車株式会社による協力のもと運営しています。
 無料でダウンロードできる昔懐かしい雰囲気のスマートフォンゲームで、観光名所・名物・名産品と実在する約40の商店が物語に登場し、ゲームをしながら自然と高山の魅力に触れるストーリーにすることで、アフターコロナの誘客を狙います。

『たかやまくえすと』 概要

 ゲームの高山、現実の高山、どちらも楽しめるスマホRPG『たかやまくえすと』は、高山の魅力的な地域資源を元に創造されたファンタジー世界を少年が冒険するスマートフォン用のRPGアプリです。​16bitで創られた世界がなんとも懐かしい!高山陣屋、高山祭などの観光名所・イベントのほか、朴葉みそ、さるぼぼ、一位一刀彫などの名物・名産品が物語に登場します。

 ゲームのプレイ時間は3~5時間。東京や大阪から高山へ向かうバスや電車の中でもちょうど楽しめる時間にしています。ゲームの高山、現実の高山。​それぞれの豊富な魅力をお楽しみください。

『たかやまくえすと』 誕生の背景

 国の重要伝統的建造物群保存地区に選定される通称「古い町並」や、江戸幕府の行政拠点「高山陣屋」など、古い文化を色濃く残す岐阜県高山市は、1年を通じて国内外から多くの観光客が訪れる人気スポットです。

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 しかし、観光区域外にはなかなか誘客できず、インバウンド層のさらなる底上げと共に、新しい顧客層の獲得が喫緊の課題とされてきました。
 RPGはゲームの中でもストーリー性に優れたジャンルであるため、地域の魅力を表現するのに適しており、さらに、日本のRPGは海外でも多くのファンを擁し、将来的にはインバウンド需要の喚起にも繋がる期待があることから、今回のプロジェクトが決定。

 企画は6月1日に国土交通省 観光庁が公募した「令和3年度 来訪意欲を増進させるためのオンライン技術活用事業」において「魅力再発見PROJECT たかやまくえすと~そして今くるさ~」が選定されました。支給される約1800万円を活用します。
 2022年1月には英語版・中国語版のリリースを予定しています。

『たかやまくえすと』はここが違う!

1. 高山市内に実在する店舗や観光施設約40店舗が登場!
 HPのリンクが貼ってあるので、ユーザーは気になるお店の情報をすぐ確認でき、ECサイトのあるお店ではそのまま購入なんてことも可能。 ユーザーと店舗がまさにwin-win!

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2. 交通や宿泊施設への予約サイトへの導線も確保!
 思い立ったら吉日!高山へ行きたくなったらゲームのメニュー画面にある「HP(ホームページ)」より交通や宿泊施設を選択し予約できる導線を敷いています。

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オリジナルステッカープレゼントキャンペーン

 GPSスポットと呼ばれる15か所のスポットがあり、フィールド上で訪ねると1か所1ポイント、実在の場所でGSPを起動させてゲームをすると1か所5ポイント獲得!
 合計20ポイントと50ポイントである仕掛けが・・・!

 そして、キャンペーン期間中は、20ポイント獲得し、決められた高山市内の商店にて画面を提示すると『たかやまくえすと』オリジナルステッカーを先着500名様にプレゼント!

キャンペーン期間:2021年10月下旬(予定)~ステッカーがなくなるまで
先着       : 500名様
特典引換場所   : 高山市内商店街にある3店舗(まるっとプラザ、ひだっちさるぼぼショップ安川店、アラジン)と中橋観光案内所
※キャンペーン開始日はたかやまくえすとTwitterにてお知らせいたします。
※必ず営業時間をご確認の上、お越しください。
※県をまたぐご移動の際は特によく感染状況等を確認し責任を持ってご判断ください。

「魅力再発見PROJECT たかやまくえすと~そして今くるさ~」

 ゲーム制作の他に、商店の方や観光事業者向けセミナーの開催やキャラクターグッズ作成も行っています。

■セミナー

 高山市での現地開催を予定していましたが、コロナ禍のためオンデマンド配信となりました。
(期間限定配信:2022年1月31日まで)

①キャラクターを使った商品開発の秘訣(講師:小田 恭央 様)
『たかやまくえす』とのキャラクターやロゴは(1)高山の PR (2)高山産品の販路拡大(3)高山の産業振興を目的とした使用であれば、使用料無料で提供いたします。高山には街を舞台にしたアニメがいくつもあり、セミナー動画で商品開発を学び、使用料無料の『たかやまくえすと』のキャラクターを使えるこの機会に、高山の商店のみなさまに商品開発に挑戦していただき、ノウハウを付け、稼ぐ力の向上を目的としています。

視聴はこちら

②地方観光都市の生き残り戦略について(講師:小高 直弘 様)
新たな誘客のため『たかやまくえすと』を開発。しかし誘客だけでなく、実際にお客様が来た時に、お客様を迎え入れる準備も必要。そこで、岐阜県高山市の観光事業者をターゲットにアフターコロナにおいて地方観光都市として生き残るための【ヒント】をお伝えしています。
内容
 1. 原点に戻って考える・・・知らぬは来訪確立0%
 2. どちらの方が多い?目的観光と立寄観光とは
 3. 新しく変化する時代 観光プラットフォーム

視聴はこちら

『たかやまくえすと』
タイトル:たかやまくえすと
ジャンル:地方創生RPG
対応OS:iOS/Android
価格:基本無料(リンク先各施設・商店での購入は有料)
配信時期:2021年10月1日(金)10:00過ぎ予定
販売方法:Apple Store、Google Play

 『たかやまくえすと』の最新情報は、公式Twitter「@takayamaquest」で随時公開中!是非、フォローして最新情報をチェックしてみてください!

公式Twitter
https://twitter.com/takayamaquest
公式サイト
https://www.takayama-quest.com/

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。

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