『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』の最後のファイターの参戦が本日10月5日(火)23時にYouTubeにて公開されることに関連して、国内外のファンがハッシュタグ「#ThankYouSakurai」をつけて、本作のディレクターである桜井政博氏に感謝する旨をTwitterにて投稿している。
Regardless of who gets announced as the final Smash Bros. DLC fighter, we only have one thing to say… #ThankYouSakurai. pic.twitter.com/S5phLYN5Rj
— Zelda Universe (@ZeldaUniverse) October 5, 2021
『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』は、「過去シリーズに登場したすべてのファイターが参戦」を謳い、2018年12月7日にNintendo Switch向けソフトとして発売。
発売日のアナウンスをする2018年のE3の動画では、現在ではおなじみとなっている本作の生みの親である桜井氏が参戦ファイターの特徴やステージなどを紹介している。
さらに発売直前となる「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL Direct 2018.11.1」では、本作の見どころを改めて紹介。
膨大なファイターとステージの数、さらにその作り込みを披露しつつ、番組途中では桜井氏からしばしの沈黙の後、「私はいつ休めるんでしょうね」という発言が突然飛び出し、その疲労が蓄積している様子がうかがえる桜井氏に対して、ファンが健康を気遣うなどの反応が見られた。
発売後には、追加DLCキャラクターが順次配信され、桜井氏が自ら出演する「【スマブラSP】〇〇のつかいかた」としてキャラクターを紹介する動画が恒例となっている。
「【スマブラSP】〇〇のつかいかた」シリーズは20分~50分にわたり、その出典となった作品の思い入れとともに、各キャラクターを『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』にどのように落とし込んだかを解説する内容となっている。
なお追加DLCキャラクターは初回特典でもあった「パックンフラワー」をのぞくと、第1弾は『ペルソナ5』より「ジョーカー」となる。「ジョーカー」は、「〇〇のつかいかた」の動画が作られておらず、桜井氏がこだわりをTwitterにてツリー形式にて、投稿する形となっている。
ただし『真・女神転生』や『ペルソナ』シリーズは、別途アトラスのYouTubeチャンネルにてインタビュー形式で桜井氏が語っており、シリーズへの思い入れがうかがえるものとなっている。
記念すべき「〇〇のつかいかた」シリーズの第1回目は、『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』より参戦した主人公の「勇者」となる。第1回目の「【スマブラSP】勇者のつかいかた」では「ダイレクトだと真面目に台本を用意して作ってもらっているんですけど、今回はどちらかというとライブ放送気味にひとりでプレゼンしていきたいと思います」と意気込みを語っている。
こうした番組ではコントローラーを複数同時に持つなど、桜井氏のゲームプレイスキルに注目が集まったり、『ファイアーエムブレム』シリーズの17作を数えるときの指の使い方、桜井氏の自宅の様子など話題にことかかなった。また個々の作品にまつわるゲームやハードの歴史を桜井氏なりに解説をしていた。
また参戦ファイターが発表が続くさなか、社会的な背景として新型コロナウイルスが猛威をふるいはじめた。
その影響は「〇〇のつかいかた」シリーズにも及ぼし、「【スマブラSP】ミェンミェンのつかいかた」や「【スマブラSP】スティーブ/アレックスのつかいかた」では、桜井氏の自宅にて撮影を収録。さらに新型コロナウイルスの状況についてのコメントを出している。
その後、「【スマブラSP】セフィロスのつかいかた」や「【スマブラSP】カズヤのつかいかた」はスタジオ収録に戻しているが、いつもより広いスタジオを借りて感染対策を施していることを報告している。
最後のファイターの直前となる「【スマブラSP】カズヤのつかいかた」では「無茶をとんちでなんとかするのがスマブラ」、「さまざまなゲームをスマブラに落とし込むのは大きなやりがいでした」とコメントし、自身が手がけてきたことを「ライフワーク」と評している。
新ファイターは知らないキャラクターであるかもしれないし、それぞれの方が自由に期待しているキャラクターと異なる場合もあるかと思います。
— 桜井 政博 / Masahiro Sakurai (@Sora_Sakurai) October 4, 2021
が、ゲーム番組として、放送自体を楽しんでいただければ幸いです。私も楽しく収録しました。
そして今回、最後のファイターの発表となり桜井氏は「ゲーム番組として、放送自体を楽しんでいただければ幸いです。私も楽しく収録しました。」とTwitterで先駆けてコメント。桜井氏のいうようにゲーム番組として「〇〇のつかいかた」シリーズの有終の美を飾る番組として、楽しみたい。