デンマークのゲーム開発会社Ghost Ship Gamesは、同社が開発する協力型FPS『Deep Rock Galactic』の売り上げが200万本を超えたことを発表した。PC(Steam)とXbox One版の合算となる。
このほか、2020年のさまざまな記録が発表された。ユーザーベースが強力に成長しており、Steamでのプレイヤーの総プレイ時間を合計すると7487年分の時間になること、プレイヤーたちが合計1億600万回死亡し、8800万回蘇生されたことなど、ゲームの人気がうかがい知れる内容だ。
Ghost Ship Gamesは数字に表れないコミュニティの貢献にも感謝している。Steamのフォーラムで突然誰かがゲームを象徴する台詞「ロックアンドストーン!」と書き込むと、次々に「ロックアンドストーン!」と書き込まれていたことを印象深いシーンとして挙げている。
※2020年5月に公開されたバージョン1.0ローンチトレイラー
『Deep Rock Galactic』は、協力プレイ重視のマルチプレイFPSだ。対戦はなく、ひとりで遊ぶか、最大4人で協力して遊ぶことを念頭にデザインされている。ドワーフには4種のクラスが用意されており、それぞれにできることも異なる。
プレイヤーは怖いもの知らずのスペースドワーフとなり、ランダム生成される坑道でモンスターと戦いながら貴重な資源を集める。周囲はほぼ100%破壊可能。暗がりを照らし、仲間と協力しながら「資源を集める」、「ターゲットの排除」などの目標をこなして脱出しよう。
参考数値ではあるものの、レビュー集積サイト「Metacritic」での平均スコアは85点、ユーザースコアは8.0点とどちらからの評価も高い。外部集計サイトSteam Chartsによると、1月27日のSteamの最大プレイヤー数は8000人で、1月に記録された最大プレイヤー数は1万4000人を超えている。Steamでは5万8000件を超えるレビューが投稿され、「圧倒的に好評」を受けている。
2月4日には新たなバイオームなどを追加するアップデート33「NEW FRONTIERS」がリリースされる。Steam以外では2月11日リリース予定。待ちきれないという方は、Steamにてアップデート33のベータ版も配信中だ。
ライター/古嶋誉幸