株式会社アークライト、株式会社KADOKAWA、株式会社グループSNE、株式会社新紀元社、有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチ、冒険支援株式会社から構成される「TRPGライツ事務局」は、「テーブルトークRPGに関する二次創作活動のガイドライン」の策定を発表した。
TRPG関連出版社6社は、合同で「TRPGライツ事務局」を設立し、ユーザーの皆様に安心して二次創作活動を楽しんでいただけるよう、テーブルトークRPGの「二次創作活動に関するガイドライン」を公開しました。
— グループSNE (@GroupSNE) October 12, 2021
ガイドライン策定の意図や詳しい内容は、以下URLをご参照ください。
<https://t.co/7SaBVv88Yl>
今回の「テーブルトークRPGに関する二次創作活動のガイドライン」は、シナリオ、リプレイ、小説、動画、ソフトウェアなどを対象としたテーブルトークRPGの二次創作に関するガイドライン。
TRPGライツ事務局は「著作権法上のトラブルを未然に防止し、原著作者に正当な利益を還元するためにユーザーの皆様に提示し、お願いをするもの」と説明。「ユーザーの皆様の自由な二次創作活動を制限する意図はありません」としている。
こうしたガイドライン策定の背景として、テーブルトークRPGの広がりを受けて、ユーザーから二次創作活動に関するガイドラインを策定してほしいとの要望をいただくことが多くなってきたという。
ガイドラインでは作品名や宣伝での「公式」「公認」表記の禁止が明記されているほか、作品ロゴの二次使用、正規品と誤認するような装丁・デザイン、イラストや図像類の転載を禁止している。
今回のガイドラインを発表したWebサイトでは、アークライトが運用するライセンス申請制度「スモールパブリッシャーリミテッドライセンス(SPLL)」についても書かれている。
このほか、Webサイトでは二次創作の管理製品名リストも公開されているので、テーブルトークRPGに関する二次創作に関係する人や関心がある人は確認してみてはいかがだろうか。