TRPGの関連出版社6社が「テーブルトークRPGの二次創作活動」に関する合同ガイドラインを策定。著作権法上のトラブルを未然に防ぐ狙い

 株式会社アークライト、株式会社KADOKAWA、株式会社グループSNE、株式会社新紀元社、有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチ冒険支援株式会社から構成される「TRPGライツ事務局」は、「テーブルトークRPGに関する二次創作活動のガイドライン」の策定を発表した。

TRPGの関連出版社6社が「テーブルトークRPGの二次創作活動」に関する合同ガイドラインを策定。著作権法上のトラブルを未然に防ぐ狙い_001
(画像はTRPG二次創作活動ガイドライン – トップより)

 今回の「テーブルトークRPGに関する二次創作活動のガイドライン」は、シナリオ、リプレイ、小説、動画、ソフトウェアなどを対象としたテーブルトークRPGの二次創作に関するガイドライン。

 TRPGライツ事務局は「著作権法上のトラブルを未然に防止し、原著作者に正当な利益を還元するためにユーザーの皆様に提示し、お願いをするもの」と説明。「ユーザーの皆様の自由な二次創作活動を制限する意図はありません」としている。

 こうしたガイドライン策定の背景として、テーブルトークRPGの広がりを受けて、ユーザーから二次創作活動に関するガイドラインを策定してほしいとの要望をいただくことが多くなってきたという。

 ガイドラインでは作品名や宣伝での「公式」「公認」表記の禁止が明記されているほか、作品ロゴの二次使用、正規品と誤認するような装丁・デザイン、イラストや図像類の転載を禁止している。

 今回のガイドラインを発表したWebサイトでは、アークライトが運用するライセンス申請制度「スモールパブリッシャーリミテッドライセンス(SPLL)」についても書かれている。

 このほか、Webサイトでは二次創作の管理製品名リストも公開されているので、テーブルトークRPGに関する二次創作に関係する人や関心がある人は確認してみてはいかがだろうか。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman
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