テスラは12月14日(火)、セガとのパートナーシップ締結を発表。同社が展開する電気自動車の一部では、搭載されたモニターを通じて複数のゲーム作品がプレイ可能になっているが、その中に“ソニック1”こと初代『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』を実装する方針を明らかにした。
※Nintendo Switchに向け発売されたリメイク版の映像
テスラは2018年秋より、タッチスクリーン式の車載モニターによるゲーム作品の配信サービスを無償提供している。『ソリティア』などの簡易ゲームから『Cuphead』や『ウィッチャー3 ワイルドハント』といったタイトルまで、楽しめる種類は幅広い。
このたび新たに実装が報じられた『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』は、1991年にメガドライブへ向け発売された2Dアクションゲーム。リリースから30周年を迎える節目のタイミングで、意外なハードへの移植が告げられた形だ。発表はメールでのプレスリリースを通じて行われ、その旨はテスラのCEOであるイーロン・マスク氏もTwitterで伝えている。
Sonic, the Hedgehog, game coming to all Teslas!
— Elon Musk (@elonmusk) December 12, 2021
もちろん運転中にゲームをプレイすることは推奨されておらず、起動時には警告文が表示される仕様。ワイヤレスコントローラーを使って車内のどこにいても操作ができる点から、助手席や後部席に座る同乗者に向けたサービスと言えるだろう。停車中であれば運転席での娯楽にもなり得る。
テスラ車への『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の実装日は、執筆時点では明らかになっていない。運転を誰かに委ね、ハイスピードなアクションが特徴の同作をドライブ中の車内でプレイするのは爽快な体験となりそうだ。