Steamウィンターセールの開催により、アクションゲーム『Celeste』のPC版が495円(以下、すべて税込)のお買い得価格で購入できる。通常は1980円で販売されているため、およそ1500円近く値下がりしている形だ。期間は2022年1月6日(木)まで。
『Celeste』は、2018年にカナダのインディーゲームスタジオMatt Makes Gamesから発売されたタイトル。開発も同スタジオが手がけた。国内では当初PCおよびXbox One向けにリリースされたが、その後日本語へのローカライズを経て、PS4、Nintendo Switchにも移植されている。
本作では心に抱えた闇と戦う少女・マデリンが、聖なる「セレステ山」の登頂に挑むまでの過程が描かれる。道中では個性豊かなキャラクターたちと出会いながら、挫折や葛藤を含んだ自分探しの物語が展開。「ジャンプ」、「エアダッシュ」、「のぼる」といったシンプルな3つのアクションを駆使して、さまざまなギミックが仕掛けられた700以上ものマップを攻略していく。
挑戦を何度も繰り返すことが前提の非常に高い難易度を持つ一方、ストレスの少ない復帰システムや秀逸なレベルデザインによる完成度も相まり、「The Game Awards」をはじめ数々のゲームアワードで賞を獲得している同作。Steamでも4万件以上のレビューが寄せられるなか「圧倒的に好評」の評価を維持している。
またSteamでは、作中のストーリーテリングにおいて大きな効果を果たしている『Celeste』のサウンドトラックも75%オフの232円で販売中。なおEpic Gamesにおいても、1月7日(金)の午前1時まで500円で購入が可能だ。本作の開発チームらが中心となり制作する新タイトル『Earthblade』も進行が伝えられていることから、この機会に触れてみてはいかがだろうか。
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2018年もっとも高い評価を受けているインディーゲーム『Celeste』は何がすごいのか? Nintendo Switch版の発売を機にその理由を探る本作はとてもオーソドックスな2Dジャンプアクションゲームだ。基本操作はジャンプとダッシュ、壁掴みだけというごくごくシンプルな内容。ストーリー展開や世界観にしてもそうで、ゲームの冒頭では主人公マデレンがある理由で「セレステ・マウンテン」と呼ばれる山に登り始めることぐらいしか描写されておらず、導入もとても簡素なものとなっている。 『Celeste』は、なぜここまで世界中で高い評価を受けているのか? 筆者のプレイングとメディアの評価を通じて、いったいなにがすばらしいのかを探ってみたい。